何もしてなくても、時間だけはマッハで過ぎる。あと、寄席の話。(日記)

日記
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『賽は投げられた』は、ジュリアス・シーザー(ユリウス・カエサル)の言った名言(Wikipedia)ですが、これがもし、『犀は投げられた』だったら、投げたの誰だよ! アラレちゃんかよ! って話になりますし、『差異は投げられた』だったら、ものっそいアバウトな人間像が浮かぶと思うんですけど、どうか(挨拶)。

と、いうわけで、フジカワです。アラレちゃんと言えば、しょっちゅう地球を割りますが、いったん割れたなら、その衝撃で、諸外国ではとんでもない災害が起きているはずであり、その責任と賠償はどうするのか? また、割られた地球はどうやって元に戻ってるのか? が大変気になる夜のひととき、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて。金曜日の夜が暮れていきます。僕自身は、なーんにも変化がございません。そりゃまあ、都市部の方では、各店舗の営業自粛や、なんやかんやで、笑えない状況なのは一応知ってますが、少なくとも、僕の住んでるような片田舎では、超極端な話、15日に郵便局のATMが動いてりゃ、それでいいんです。引きこもりなめんな?

んで。別にこのエントリでは、さしたるネタはありません。しいて言えば、枕の段階で終わってます。いわゆる『出オチ』になるのかどうか? オチと言えば落語ですが、一つ思い出した話を書いておきます。

東京在住の方なら、説明は不要かと思うのですが、新宿に、『新宿末廣亭』という、常設の寄席小屋があります。20年以上前の話ですが、僕も1回だけ行ったことがありまして。その日の大トリは、まだお元気だった頃の、林家こん平師匠でした。『チャーザー村』が生で聞けたわけですよ。

ただ、こん平師匠に至るまで、いろんな噺家さんが出てくるのですが、前座なんかは失礼ながら、イラつくぐらいつまらないです。それが、人が代わるにつれ、正比例的に面白さを増していくのですが、もはやお名前も忘れましたが、中盤ぐらいで、それなりに面白い方がいらっしゃいました。

ただ、今にして思えば、ですが、笑いの取り方が、ちょっとなってなかったです。なぜかと申しますと、その時のメインのネタは、一言で要約すれば、『今どきのポップスは軟弱だ。軍歌の方がずっと格好いい!』というものだったからです。

これはいつかも触れたかと思うのですが、笑いを取るのに一番簡単な方法は、『対象を貶める≒他者を傷つける』ことです。同調的な笑いは取れますが、それは所詮一過性です。まあ当時の僕も、結構笑いましたけど、再度、今にして思えば、あの噺家さんが、中盤以降に上がれないのは、アレが原因だったんじゃないのかなあ、と思います。20年以上前の話ですから、その方も、既にお亡くなりかも知れませんけど。

んで。落語と言えば、泣く子も黙る『笑点』がありますけど、皆様、あの番組の『大喜利』が、どれだけ豪華か自覚なさってますか? 出演者全員が、ピンで高座を務められるレベルの噺家さん達で、そんなビッグネーム様方が勢揃いして、ネタの披露をしあうんですよ? いかに綿密なリハーサルの上での、お約束的展開とは言え、大サービスにもほどがあると思うんですけど、どうでしょう。

常設の寄席、と言えば、大阪にも、『天満天神繁昌亭』がありますけど、残念ながら、僕はいまだに一度も行ったことがありません。一人で行っていいものかどうか、迷ってるうちに、精神病がこじれまくって、行くに行けなくなったという。

おらが町伊丹市にも、定期的に、桂米朝一門の方々が公演にいらっしゃって、米朝師匠も、もうお亡くなりになってずいぶんですが、人間国宝の業を、結構気楽に堪能できたものです。これも、かなり前の話ですけどね。余談ですが、心友とその公演を観に行く際は、『米朝協議』と言ってました。

さあ、もうそろそろ、いい時間です。書きたいことは全部書いたので、今日はこの辺で。

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