「心に棚を作れ」とはよく申しますが、僕の場合、作れたとしてもペラいベニヤ製ですよ?(挨拶)
と、いうわけで、フジカワです。ここ数日は12時間以上寝ているという、世間の真面目な勤労者の皆様方には全方位ジャンピング土下座ものの生活を送っているわけですが、寝ても寝ても倦怠感が取れないので、やはり一日中寝たきりというステキな日曜日、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて。何度か触れております通り、明日が懸賞小説の第二次予備審査結果発表日です。「うきゃあっ!」と叫びたいほど気になる一方で、「どーでもいーかー」とも思っています。
そもそも、審査自体、いち応募者が介入できないのは当たり前です。できたら怖い。「僕は」中身にそこそこ自信があっても、審査員の方々がどう読むか? あるいはレーベルのカラー(傾向)に合ってるか? そのへん、なーんにも考えてませんからね。「とりあえず書いて、その時点で受け付けてくれてるのが、MF文庫Jだった」ってだけの話ですし。
無欲といえば聞こえはいいですけど、(過去の受賞作を読んで分析するなり)事前のリサーチもヘッタクレもなかったってことですから、応募の作法としては間違っているのかも知れません。
でも、あんまり大上段に言えたもんでもないですけど、各社レーベルに、そこまで明確な違いってあるんでしょうか? まあ印象としては、電撃文庫が一番人気である事実と、その分、ペラい作品は通りにくいだろうなー、という「個人の感想」はありますが。いや、その根拠は「狼と香辛料」を読んだ時の衝撃(=萌えの皮をかぶったガチ経済の話だった)に基づいてるんですけどね。
記憶が定かなら、(「狼と香辛料」は)あのクオリティで、懸賞においては銀賞だったはずですから、どんなレベルの争いやねん? と、素の関西弁でツッコミたくもなります。
皆様ご承知の通り「狼と香辛料」はその後連載になるわアニメになるわで、世界中のOTAKU共を驚嘆せしめたわけですが、じゃあ金賞を受賞した方は? というと、あんまりその後を聞かないというか、もしかしたら該当者がいなかったのかも知れませんけど。
まさか僕も「明鏡止水の境地!」とまでは行きませんけど、少なくとも今は、奇妙に落ち着いています。(病気のせいで)精神が疲れているのはさておき。もはや(必死なまでには)祈ってもおりません。正直。「デビューできなきゃ困る!」というほど、今後の人生がかかってるわけでもないですしね。単に「今のベスト」がどこまで通じるかが気になるだけです。
もちろん、執筆から応募に至るまで、微塵もふざけてなんぞいないんですが、目の色を変えて必死というわけでもないです。
脱稿までには色々ありました。ほんの4ヶ月前の話なのに、なんか既に懐かしくすらあります。ただ、12年前に一度応募した時よりは「少しぐらい」マシになってると思いたいです。さもなくば、なんで6年前に、2年と少しもシナリオ養成所に通ってイチから修行し直したか? って話でもありますし。
その養成所で学んだことは、すごくシンプルなんですよ。ほんの漢字二文字に集約されるほどです。ただ、それまでの僕は、それを致命的なまでに知らなかった。
僕はあたまがわるいですから、覚えられたのはそれだけ、とも言えるんですけど、それにしたって、その「キーワード」を知ってるのと知らないのとでは、雲泥の差があると思います。
それに照らし合わせると、我流で調子こいてた前職の現役時代が、なおのこと恥ずかしいわけですが、時は戻りません。が、もし仮に過去へ戻れるなら、超天狗になっていた当時の僕に、小一時間ほど説教したいです。具体的な作品名までは伏せますけど、アレとかアレとか、(今にして思えば)明らかな失敗作でしたしね。
さあ、明日のいつ頃結果が出るのかは知りませんけど、仮に通ってりゃ、ちょっとぐらいは自分を褒めてあげてもいいんじゃないかな? とは思います。不要に気を揉んだところで、結果が変わるはずもないですしね。
まとめとしては、ただでさえ病気のせいで疲れてるんだから、追加で心配の種を抱え込むこともなかろう? ってことで。
今月ももう下旬ですけど、今の所の「努力目標」としては、月が変わったら書きかけの短編を仕上げてしまって、それが終わったらネタがまとまってない中編にかかろうかと。
来週の水曜日が、定例の精神科通院日なんですけど、主治医の先生は大変な慎重派なので、いかに辛かろうが、そう簡単には薬を増やしてくれません。今が一番どん底だと思いたいんですが、予断は許しません。
どーしても追加の薬を飲みたければ「プロザック」あたりなら、個人輸入でなんぼでも買えますから、手を出せるっちゃそうなんですが、現時点で既にかなりの量の薬を飲んでいるので、飲み合わせが怖いんですよね。精神に作用する薬は、それでなくても(飲み合わせが)シビアですし。
話を戻して、懸賞の件については、別の言い方をすれば「考えるのに疲れた」ってだけとも言えるんですが、やっぱもう、どうでもいいかと。
んじゃまた。
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