日本人の性根は、実は社会主義なんじゃなかろうかと思う、という暴論。

日記
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午前中から昼にかけての、問い合わせラッシュが終わったら、既に1日が終わった感があったので、寝室で静養していたら、実際の時間も、もう夕方である件について(挨拶)。

と、いうわけで、フジカワです。朝イチのエントリに、いくつか追記をしなければならなかったので、今一度再読して頂ければ幸いです。皆様いかがお過ごしでしょうか。ソフトバンクのサポセンには、めいっぱい振り回されました。おのれ。

さて。寝室で横になっている間、ちょっとした電波を受信して、12月13日、つまり、次回の年金支給日まで、必要な経費(=口座に残しておくべき金額)と、これまで使って、AMEX、及び、楽天JCBカードに請求されるはずの金額を、分かっている限りで、多少の誤差はあるかも知れませんが、計算してみました。

すると、カードの決済用口座である、楽天銀行の残高が、ちょっと合わない。足りないのではなく、計算が間違っていなければですが、結構余るんです。「あれ?」と思うほど。僕は通常、毎回の年金支給日には、2ヶ月分の必要経費+1,000円ぐらいを目安に、楽天銀行に振り分けてるので、普通なら、諸々を差し引くと、数百円残ったらいいはずです。余る分には構わないので、むしろ安心して、ドメインの更新料などを払えますが、不思議なこともあるもんだ。

んで、タイトルの話を。僕は確かに障害者ではありますが、『純粋』ではありません。現在は、到底働ける状態にないので、年金に頼らざるを得ない状況ですが、金儲けに興味が皆無、というわけではありません。もっとも、妙なスケベ心を出して、『一発逆転』を狙うと、ほぼもれなく、倍以上のしっぺ返しを食らうのが、世の常ではありますが。

僕の親は、元々商売人(会社の経営者)だったので、金銭に関しては、そりゃあもう厳しくしつけられました。その反動で、浪費癖が身についたのかも知れませんけど。『金に汚い』性格をしているのは、自分でも、よく分かってます。旧ブログでも、散々叩かれましたし。

で。そういう、『普通の日本人』の大半が、恐らく持っているだろう、『金儲けは汚い、悪いこと』という意識。これに僕は、違和感を感じずには言われません。資本主義というのは、『儲ける努力をすれば、それだけ儲かって、怠ければ、貧乏になる』という制度なのは、別に経済をかじらなくても、当たり前のことです。

とかく日本人は、『みんな同じで当たり前、しかるべき』と思いがちです。いつか前に、ブランド物に関するエントリを書いた時と被りますが、僕からすれば、揃いも揃って小学生以下のガキのように、『みんなが持ってる物が欲しい=お揃いでありたい』と、大多数の日本人は思ってるようです。経済面でも然りで、いかにまっとうに稼いでいようと、『日本の一般人』は、『金持ち=悪者』と思ってるように見えます。

経済についても、そこまで『画一化』を求めるならば、それって、平たく言えば、社会主義を信奉することと似てはいないでしょうか? その原因は、多分、教育にあると思うんですけど、やたらと『格差ガー!』と訴える人々は、資本主義とはなんぞや? を、もう一度考えてみるべきだと思うのは、僕の性根がひねてるせいだけでしょうか?

そりゃまあ、障害以外にも、一定数存在して、決してゼロになることはない、働きたくても働き口のない、失業者の方々というのもいらっしゃいます。道端のダンボールハウスで暮らさざるをえない人も、数多く存在します。さらには、一応働いてはいても、信じられない低賃金で労働せざるを得ない人々も多数いらっしゃいます。それぐらいは、僕だって知ってます。

ただし、あえてそれらの方々を、失礼を承知で除外させて頂けるのならば、『普通に働ける、人並みに稼げる人々』が、『経済面の画一化』を求めること自体、やっぱり僕には、違和感にしか思えません。

なるほど確かに、『お金が欲しい』と思うのは、立派な煩悩であり、ある面では『悪』です。が、『現代人の、当たり前の欲望』でもあります。それをちょっと覗かせるだけで、よってたかって袋だたきにするのは、なんかおかしくないですか?

話は一見飛躍するようですが、僕は、『人を嫌いになる』と言うことは、『その他人の中に、自分を見るから』だと思ってます。つまりは、『自分が認めたくない、己自身の欠点』を、『他人の中』に見いだすからこそ、『この人が嫌いだ』という『感情』が成立するのだというのが、僕の持論です。世間の大多数の人々は、勘違いをしているようですが、『好き』の反対は、『嫌い』ではありません。より正しくは、『無関心』です。

話を戻して、『金に汚い人間』を、悪し様に言うどころか、人格さえ否定しにかかるのは、『他ならぬ、自分自身がそう』であるからだ、と、僕は思います。『そうである自分』を認めたくがないゆえに、ムキになって、『対象』に牙を剥くのです。真に清廉潔白な人間なんぞ、存在しません。霞を食って生きられる仙人か、ものすごい徳を積んだ末、素晴らしい悟りを開いて、一切の煩悩を断ち切れた、名僧でもない限り。

これまた、先述の、ブランド物についてのエントリと被りますけど、とことんまで、『みんなと同じ』がいいのなら、もう日本人は全員、規格の統一された、ロボットにでも改造されるしかないと、僕などは思います。

まあ、今の僕は、既に、街中をゆく他人全てが、役者かロボットにしか見えないという、精神状態なんですけどね。お後がよろしいようで。

んじゃまた。

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