どうも、フジカワです。かつて、『箱の中身』というタイトルの、原田宗典作の戯曲があり、一応本棚にあるのですが、再読する気が起きません。皆様いかがお過ごしでしょうか。
続きを読むさて。晩飯も終わったわけですが、今日の買い物から帰ってきた後、何をやっていたかというと、僕の部屋の片隅に、8年前、東京から実家へ戻ってきて以来、引っ越し屋の段ボールに入ったまま、封だけ開けて、放置されていた箱が1つあったんですね。それの中身を改めてました。
いや、開けてビックリ玉手箱、というより、むしろ、パンドラの箱でした。
どこから手に入れたのか、まるで不明な、旅行カバンやトートバッグが、合計3つ、同じく出所不明な、ショルダーポーチが1つ、秋冬用のキャップ帽が1つ。
まあ、ここまでは分かるとしましょう。呆れたのが、僕が東京へ進出して間もない頃に、生まれて初めて購入したスマートフォンである、シャープの『INFOBAR A01』の、外箱、付属品、説明書一式、おまけに、当時の契約書類の控え。
どこをどう考えても、もはや必要のないものです。即座に処分。また、何のために置いていたのか不明な、紙袋が数枚と、百均で買ったと思しき、チャック付きポリ袋が数種。これは全然使えるので、紙袋は親に譲って、ポリ袋は、所定の位置に。
それら全てに共通する問題点は、8年間、みつしりとタバコの煙に燻製されて、見事に黄色く染まっていたこと。旅行カバンやトートバッグは、黄ばんではいるものの、使った覚えが一度もないので、試しに、中性洗剤で手もみ洗いして、ヤフオクに流すことに。いざ洗剤液に浸すと、まあまあまあまあ、瞬く間に茶色く濁る水! 何度か水を替えて、徹底的に洗って、今は外に干してます。
その、発掘されたカバン類の中で最大の謎が、どこをどう見ても、レディース物のカバンがあったこと。入手経路はどこなのか? しかも、タグを見ると、『クロワッサン』の文字が。
フォントから察するに、女性向け生活雑誌の、『クロワッサン』のようです。そんなブランド物を、男である僕が、何故持っているのか? あの『ヴォイニッチ手稿』並の謎です。僕の中では。
それとは全く関係のない話で恐縮なのですが、USBコネクタを電源とする機器が、最近になってめっきり増えてきたので、必要に迫られて、AnkerのUSB給電ポートをポチりました。
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話は戻って、これで、8年越しで、引っ越しの荷物が、全て片付きました。安心して、空いた晩ボールを潰せます。そして、僕の部屋の圧迫感が、少しだけ解消される、予定。
余談ですが、僕は、今日発掘された物の他にも、結構な数のカバンを持っています。なぜかと言うと、シーンに合わせて、というのはもちろんですが、一番は、亡父の影響です。かの人は、『自前のカバン』というのを持って折らず、なんと、どこへ出かけるにも、荷物は、スーパーのレジ袋に入れて外出していたのです。
それがもう、息子である僕の目には、恥ずかしくてたまらず、『ああはなるまい』と、固く心に使った結果、今の状況があるという。ほんとにもう、亡父は、ありとあらゆる面で、僕の反面教師でした。合掌。
んじゃまた。
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