Facebookも、うさんくさい広告が表示されるもんだ。

日記
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どうも。フジカワです。ものすごい頭痛とともに目が覚めるという、最悪に近い朝だったわけですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。即座に、ロキソニンをキメました。

さて。タイトルの話ですが、今のところ、外界との接触手段は、たまにFacebookをぼんやり見るぐらいです。んで、登録しておられる方なら、ご存じかと思いますが、Facebookは、右のサイドバーに、いろんな広告が出ます。あれ、気を付けた方がいいですよ。時々、詐欺の広告も出ますので。

んで、今朝眺めていて、別にうさんくさくはないのですが、「ちょっとどうなの?」と思う広告を見つけました。どこぞの転職サイトの広告だったのですが、『年収1,500万円の求人も!』と謳ってました。

でもちょっと待ったと言いたい。1,500万円もの年収を稼ごうと思ったら、相応の高いスキル、技能が必須のはず。大抵、仕事の難しさと、年収は、多少の例外はあれど、比例するものです。それをあたかも、『応募“さえすれば”、あなたも年収1,500万円になれる!』と、誤認させているように見えました。雇い主だって、無能な人間に、年間で1,500万円も払わないでしょうし、そもそも、採用すらしないでしょう。

人間、まともに働いていれば、年収アップを狙いたいのは、いたって当たり前だと思うのですが、「何の苦労もなしに」そうポンポン年収が上がる道理はありません。一昔前なら、年功序列で、勤務期間が長ければ、順次年収は上がっていきましたが、そんなもんは崩れ去って久しいです。

ひねくれた見方をすれば、この手の広告は、『楽して年収アップできますよ!』と、広告を見ているユーザーを、罠に掛けてるように思えます。

繰り返しになりますが、年収とは、『労働に対する対価』です。それが高いと言うことは、その分、仕事がハードだと言うことです。その『覚悟』すらなしに、年収の高さのみにつられて、ホイホイと転職を検討するのは、どうなんだろう? と。

推測でしかないのですが、そんなに高報酬の仕事と言うことは、恐らくですが、外資系でしょう。日本企業は、大抵シブチンですからね。もしそうなら、外資系のハードルというのは、想像以上に高くてシビアなものです。スキル的な意味で。同時に、仮に採用されたとしても、いったん『役に立たない』と判断されれば、即座に首を切られます。そのドライさは、日本の比ではありません。『ある日出勤したら、自分の机がなくなっていた』なんてのは、よく聞きます。

僕は別に、世に数多存在する、外資系企業の悪口を言ってるわけではありません。単に、『それなりに稼ごうと思ったら、相応のスキルと実力が要る』という、普通のことを言ってるだけです。だからこそ、今朝方に見た、Facebookの広告が、あまりに安直、かつ無責任に、『煽るだけ煽って』いるように思えて、あまりいい気分がしなかったのです。

あまねくこの世は、全てに於いて、熾烈な競争ですから、誰もが『勝ち組』になりたいのは、まあ理解出来ますが、『労せずして』なれる道理はありません。

ちょっと話は逸れますが、もう数十年前に、タカラヅカの芝居で、『ハウ・トゥー・サクシード~努力しないで成功する方法』という演目を見ました。内容自体はとても面白かったのは、今でも覚えてますが、徹頭徹尾『ありえないファンタジー』でした。だからこそ面白かったんですけどね。

僕は、いつか書いたように、『落伍者』なので、全てはもはや、関係のないことですが、いたずらに、『もっと稼ぎたい』という、普通の人の欲求につけ込んで、軽々しく『こっちの水は甘いぞ』と誘惑するのは、どうなんだろう? と思います。

んじゃまた。

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