今日から、ゆうちょ銀行のATM手数料が新設され、事実上、小銭の入出金ができなくなりました。時折しも、備蓄のオートミールが切れつつあったので、昨日ポチったんですよ。2,400円。
親が負担してくれる金銭なんですが、どうやって(カードの引き落とし元である)楽天銀行へ(端数込みの金額を)入金するか? を、少し考えました。
ゆうちょ銀行から楽天銀行への、手数料無料での入金も、3月になくなるという話ですし、そもそも、ゆうちょ銀行に小銭を入れると、110円損をする。
じゃあ? って思いついたのが、住信SBIネット銀行。あそこなら、入金も(一定回数)無料ですし、月に5回、他行への振込手数料が無料です。今回は2,400円だったので、まず、親から3,000円預かりました。
んで、親の口座番号(ゆうちょ)を教えてもらって、SBIネット銀行から2,400円を自分の楽天銀行口座へ振り込んで、残りの600円を親の口座に、同じく振込で戻すというナイスな案で、当面を乗りきることにしました(長い挨拶)。
と、いうわけで、フジカワです。今日は有給休暇だったわけですが、別に予定もなく、単に「12時間寝られたので、それだけでOK」という月曜日、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて。また、1.17が来ました。27回目です。僕も被災者ではあるんですが、大変幸いなことに、そりゃあさすがに、(家の)全体の骨組みは歪みましたが、自宅も崩壊せず、避難生活もせずに済みました。もっとも、ライフラインが寸断されたのは、結構なダメージでしたが。
いつか書いたことがあるかも知れないんですけど、僕は、震災の2日前が、ちょうど成人式でして。いたみホールで(全然友達とかいないまま、ぼっちで)式に参加し、最後に、大木こだまひびき師匠の漫才を一席聞いて、ラッキー、と思って、帰宅したんですよ。
そしたら、その2日後に震災が起き、いたみホールは全壊。もし、地震の発生が1月15日の昼だったなら、かなりの確率で、僕も建物の下敷きになって、今はもう、ここにはいなかったでしょう。
正直、震災のことを思い出すと、今でも泣きそうになります。大学の演劇部で世話になった先輩も、下宿の下敷きになって亡くなりました。やっと電話が復旧し、神戸の友人から電話があり、「こっちは地獄や」と、冗談抜きのトーンで言われた後、「O先輩が死んだ」と聞いた時は、「は?」と思いました。
後日、O先輩の実家がある赤穂の方まで、(電車が復旧してなかったので)かなりの遠回りをして、葬式に参列したんですが、同級生の先輩方がわんわん泣いてるのに、僕は、一粒の涙も出ませんでした。その時、思ったもんです。「人間、真に悲しい時って、涙が出ないんだ」と。まあこれは、個人の感想ですけど。
今でも覚えているのは、先輩の棺のある広間で、ご家族の方が酒を用意して下さいまして。みんなして、O先輩の思い出を肴に、大いに飲んで騒いだことですね。
不謹慎とかじゃないんですよ。おそらく、笑って送り出すのが、最善だった。だからこそ、ご家族の方も、酒を出して下さったのだと思います。
この辺の心情は、真心ブラザーズの名曲で、「高い空」というのが、もうそのまんま過ぎて、また泣けてくるんですよ。ただ、YouTubeには音質の悪い奴しかなくて、ここに貼れないんですけど。
んで、これはもう、毎年の1.17の度に言ってるんですが、ソウルフラワーユニオンの『満月の夕(ゆうべ)』だけは外せない。
この曲で、僕は、それまで「もっと辛い人達がいる、泣いちゃいけない」と思っていた「封」を壊され、テレビを見ながら号泣しました。
また、(どう繋がるんだ? というツッコミもございましょうが)その後の僕の方向性を決定づけた、転換点的な曲でもあります。
ただ、ただ、この曲を繰り返し聞きつつ、静かに、黙祷。
んじゃまた。
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