「三が日の観光地」というものを、甘く見ていました(挨拶)。
と、いうわけで、フジカワです。
あえて何のことかは触れませんが、「素人臭さ」と「とことんプロ」って、どちらも一長一短だよなあ、とか思う三が日最終日の水曜日、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日のエントリは、「九頭竜大社へ! んー!?」とかいった話です。
続きを読むまずは昨日の
さて。昨日は、
「異様に眠かった!」などと書かせて頂きました。
昨日の夜はちゃんと寝まして……と申しますか、やっぱり眠気がすごかったらしく、今朝は目覚めが遅かったです。
で、ですね。一応、親に確認を取って、「遠出してよし」と言われた。
ので、当初の予定よりはちょっと遅くなったのですが、京都の「九頭竜大社」まで行くことにしました。
アクセスは容易
まず、阪急塚口から、十三を経由して、阪急京都線で「烏丸」駅まで。
そこから市営地下鉄に乗り換え、「国際会館」駅へ。
地下鉄を降りたら、京都バスの八瀬方面「大原」行きに乗ると、「九頭竜弁天前」のバス停が。
バスを降りれば、もう目の前です。
ただ、僕はタイミングが良かったようですが、この八瀬方面大原行きのバス、30分に1本ぐらいでした。
いきなりモヤる
神社の前には、初詣客でしょう、えらく長い車の列ができており、それを警備員さんが捌いていました。
どうやら、結構な崇敬を集めているお社のようです。
入口の鳥居。
平成に入ってから、実業家の方が奉納したそうです。
ちなみに、「大社」という名前ですが。
近代社格制度で決まったものでも何でもない様子。
そりゃそうです。
昨日も触れましたが、このお社、創建から、ほんの60年なんですから。
さておき、短い石段を登っていくと……
途中に、3体のお地蔵さんが。
……おい、ここは神社だろう?
いや、あっちゃいけない理由もないが。
なんかモヤるな?
でもって、すぐに本殿。
やはり、三が日だからでしょう、結構な数の初詣客がいました。
参拝の作法?
まず、社務所でロウソクと線香を頂いて、お供えする。
……神社で線香?
そして、お賽銭箱の横に、参拝の作法が書いてありました。
- 二礼四拍手
- 「南無九頭竜弁財天大神様」と3回
- 「おんそらそあていえいそわか」と7回
- 自分の願い事
- 二礼四拍手
……とのこと。
「南無」って、仏教だろ?
それに、「おんそらそあていえいそわか」って、やっぱり仏教の真言じゃね?
事前知識として知ってはいましたが、いざ目の当たりにすると、やはりなんか「?」です。
お千度!
このお社、本殿の周りを時計回りに9回回る「お千度」が有名です。
要するに、本殿周囲の定められた場所で、一礼するのを繰り返すわけです。
一応僕も、慣例に則ってやりました。
九頭竜弁財天の使いとされる、白蛇が出た岩。
うん。これなんかは「一礼しろ」と言われたなら、分かりやすい。
同じく一礼ポイントである、九頭竜弁財天の画。
確かに、神々しいとは思いますが……
これが奉納されたのは、平成2年の話とのこと。
いかに立派な絵であれ、「歴史」とか、「格式」からはちょっと遠い模様。
その他、新旧のご神木や、本堂の真裏などで一礼するのは分かるのですが。
なぜか「神社発祥の石碑」にまで礼をする。
……ちょっと意味が分からない。
9回回るのはやったのですが。
なぜか、脳内を、平沢進師匠の「バンディリア旅行団」がエンドレスでした。
御朱印等もある
一通り巡り終わって、御朱印(500円)を頂きました。
あと、龍のお守り(1,000円)も頂いたのですが……
「初穂料」ではなく、「冥加(みょうが)料」との記載で、やっぱり仏教じゃね? と思いました。
最後に、おみくじも引きました。
ここのやつは、「九頭竜弁財天からの一言」になっています。
……力強い一言ではあれ、なんか「アッハイ」という感じ。
最大のモヤりポイント!
境内社に、帝釈天を祀るお社があります。
そちらへも向かって、手を合わせたのですが……
途中、「開祖を拝む場所」というのがある。
この「九頭竜大社」は、九頭竜弁財天大神が、開祖の夢枕に立ったのがキッカケとのこと。
ただ、その開祖様を崇めろというのは、どうなんだろう?
いや、真面目に崇敬されている方々には、大変申し訳ないのですが。
なんとなく、新興宗教のようなニオイが。
願いは叶うのだろうか?
YouTubeなどでは、パワースポットとして紹介されることもある、この神社。
どうでもいいですが、この神社のYouTubeチャンネルで頻繁に見る神主さん。
そのご本人が、正装姿で忙しげに境内を小走りになっていらっしゃる姿を見て。
「わ、本物だ!」とか思いました。
それはいいとして、やはりというべきか、記紀に登場する神々を祀るお社ではないせいか。
空気感が、近所の氏神様のお社以下でした。
要するに、今三つ以上ほど、ありがたみがない。
ここは、経営者の方などが、熱心にお参りされるそうです。
もしかしたら、ご利益は本物かも知れませんが。
僕が、ハナから斜に構えてお参りしたせいかもしれませんけど。
どこかスッキリしない参拝になりました。
単に、他の参拝客が多かったからってのも、あるかも知れませんがね。
帰宅の途へ
帰り道に、同じ京都市左京区内にある、「貴船神社」へも寄ろうかなと思ったのですが。
「ついで参り」は、失礼に当たるらしいことと。
昼時で、どこでもメシを食えなかったので、すんげえ腹が減っていた。
さらに、仮に貴船神社へ行ったとしても、三が日です。
多分、スゲエ人出だろうなと思ったので、そのまま帰りました。
なお、帰路は、「九頭竜弁天前」のバス停から、四条河原町へ出るバスがあった。
ので、それに乗って、阪急京都線へ乗り継ぎました。
途中、十三の駅構内の、イートインできるパン屋に入って、適当にムシャー! したら、生き返る気持ちがしました。
信仰は自由である
憲法にも規定がある通りです。
ただ、歴史や御由緒を重視する方が、低評価の口コミを書いても、ある意味仕方ないかな……
とは、正直、僕も思いました。
再訪するかどうか?
今のところは、まったく決めていません。
もし、僕の願いが叶ったなら。
その時は、お礼参りをしようかな? とは思いましたが。
次の日曜日は、「椿大神社」へ行きます。
口直し、と言うと、猿田彦大神に怒られそうですが。
ちょっと、リセットしたいなと思いました。
さあ、明日から仕事だ。
やだなー、という、極めてまっとうな、サザエさん症候群。
んじゃまた。
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