先に申し上げておくと、極めて珍しい事象だと言えます(挨拶)。
と、いうわけで、フジカワです。
神社が好きだから、今日があったのかどうか? というのが、イマイチよく分からない金曜日、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日のエントリは、「急きょ、安井金比羅宮へ!」とかいった話です。
続きを読むまずは昨日の
さて。昨日は、
「幣立神宮へは、一人で参拝したい!」などと書かせて頂きました。
スケジュールはまだいいとしても、何よりも、資金面の都合があります。
宿を早めに抑えるべきでもありますが、まあ、まだ焦らなくていいかな? とは。
安井金比羅宮の件
昨日の、寝る前ぐらいの話です。
ふいに、「安井金比羅宮へ行かねば!」と、強烈に思いました。
ここは、「日本三大怨霊」のお一人である、崇徳天皇(上皇)を、主にお祀りしている所です。
一般的には、「悪縁切り、両縁結び」の御神徳で有名。
と、申しますか、俗に「ダイナミック縁切り」と言われるほどに、効果が凄まじいらしい。
なるほど、僕自身にも、「どうしても切りたい縁」というのは、あります。
つうか、最近は特に、その「縁を切りたい相手」のことを考えてしまって、無駄に精神を摩耗してもいる。
そんな状況で、「呼ばれた」としか言えないほどに、「行かねば!」と、「降って」来た次第。
いざ、京都!
それでなくとも、風邪がまだ完治していない状態です。
落ち着くまで待とう……と思っていたのですが、なんだか、すぐにでも行かねばならない気がする。
よって、午前11時頃の話だったのですが、身支度をして、マスクを着用の上で、出かけました。
ルートは、阪急電車で、京都河原町まで出て、そこからは市バスですぐ、とのこと。
河原町駅で降りたはいいものの、やはり京都です。つまり、うなるほどの、外国人観光客! もしかしたら、日本人の比率の方が少ないんじゃ? とさえ。
昼時だったので、腹が減っていたのですが、「気軽な飯屋」というものが、あるようでない。
なんでもいいや、と思い、ぱっと目に留まった、立ち食いそばの「都そば」で、軽く食べて、バスに乗りました。
到着!
四条河原町からは、バスで2つほど。「東山安井」の停留所を下りると、すぐに、一の鳥居(?)があります。
先にお断りしておきます。今回の写真は、これだけです。
しかし、神社自体も、「悪縁切り」を最前面に押し出している様子。
それだけ、御神徳が確かだ、ということでしょうか?
境内へ向かうと、かなりの人が。
気のせいではなく、ほとんどが女性でした。
邪推でしかないですが、恋愛関係の縁切りなのでしょうか?
境内において、一際存在感を放っている(そして一番有名な)のが、この石。
(アイキャッチ画像を含め)写真ACからの素材ですが、願いを書いた形代が、無数に貼られた、「縁切り縁結び碑」です。
実際に見ると、「思っていたより小さいな?」とは思いました。
とにかく、なによりもまず、本殿での参拝が先ではあります。
それが終わったら、傍らに、形代の記入台があり、最低100円を納めて、一枚書きます。
で、その形代を持って、願い事を念じながら、表から裏、裏から表へと、穴をくぐるわけですが。
……大の男(やや肥満)が、バッグを持ちながら通るには、かなりしんどかったです。
で、同じく備え付けのノリで、碑に形代を貼って、以上。
もっとも、隙間が全くないですから、誰かの形代の上に貼るしかないのですが。
呪ってはいけない
この神社に関して、よく言われる注意点があります。
それは、「相手の不幸を願ってはならない」ということ。
恨みはすなわち呪いとなり、「人を呪わば穴二つ」。
願いが叶ったとしても、我が身に不運が降りかかる形で、にもなりかねない。
僕も知っていたので、「相手も幸せになる形で」縁が切れるように、祈願をしました。
絵馬も頂いて、書いたのですが、形代同様、「幸せに」を強調することに。
順番は前後しますが、境内の末社各所でも拝み、社務所で、御朱印と「悪縁切り」のお守りを一体頂いて、撤収。
あ、おみくじも引いたのですが、「吉」でした。少しホッと。
その後のピンチ!?
せっかく京都まで出たことだし、と思い、どこか、もう一カ所ぐらいは神社へ行きたいな? と。
近隣には、八坂神社がありますが、人の多さは、考えるまでもないので、気が進まない。
じゃあ? と考えた結果、晴明神社へ行こう、と思い立ちました。

バスで30分ほどの距離とのこと。
行くか……と、バス停へ向かい、着いた途端!
猛&烈に、腹が痛くなってきました!
周辺には、公衆トイレがありません。
必死にガマンしつつ、考えたのですが、京阪の祇園四条駅ぐらいしか思い当たらない。
トイレは駅構内にしかないはずですが、こうなったら、入場券を買うのも致し方ない。
一応、窓口で聞きました。
「あの、トイレは改札内ですか?」
「そうです。あとは、8番出口に公衆トイレが」
「分かりました!」
急げーっ!
切迫感を覚えつつ、8番出口へ。
階段を登ると、確かに公衆トイレが! 助かった!
と、思ったら! 1つしかない個室が使用中!
ヤベーヤベーヤベーヤベー! と思いつつ、嫌いな言葉だが、根性を振り絞る!
誇張ではなく、1分が1時間ぐらいに思えましたが、やがて出てきたのは、大柄な外国人観光客。
会釈して、滑り込む! とりあえずセーフ! 便に血が混じっていたが! 社会的な死は免れた!!
……しかし、これも立派な「気あたり」のような気がしてなりませんでした。それも、悪い方の。
なんせ、人々の怨嗟渦巻く神社です。
肌感覚では分かりませんでしたが、多分、「気」が澱んでいたのだろうと。
願いが叶えば、結果オーライだとも言えますが、血便まで出るのは、穏やかじゃないですよ。
ちなみに、安井金比羅宮は、夜間でも開いており、形代を書いて碑に貼るのは、いつでも出来るそうです。
……人目をはばかるような願いに、まずろくなモノはないと思うのですが、どうか。
萎える
血便を出した後は、ドカッと疲れ、急に気分が萎れた。
こりゃあ、無理して晴明神社へ行くことはないな、と思い直し、もう、帰ることに。
夕方前に帰宅できたわけですが、帰ったらそれで、まだ腹が痛い。
「気あたり」は、かなりのものだなあ、と、トイレさんとの熱愛を交わしながら。
返す返す、不思議な1日だったなあ、と、思いました。
願いが叶うとすれば、どういう形で、になるか?
そこまではさすがに分かりませんが、仮に、「その通り」になったなら。
その時はまた、ちゃんと、お礼参りには行くつもりです。
んじゃまた。
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