今日の収穫＝疲労感の底が抜ければ、脳内麻薬で割と簡単に飛べる（挨拶）。
と、いうわけで、フジカワです。端的に申し上げれば、さっきまでの僕は、盛りの付いた犬か猫か、あるいはらっきょうを剥くサルのようでした。何のこっちゃら分からんでしょうが、とにかくそう言うことです。皆様いかがお過ごしでしょうか。
しかし、僕自身、超絶久しぶりに、己の分泌する脳内快楽物質で、フライハイを通り越して、ラリパッパになってました。どういうことかと申しますと、一昨日、「書くぞ」と決意したばかりの、新しい小説の話です。5章構成の予定であることは、既に触れさせて頂きました。昨日、第1章の落とし込みが終わったので、今日は、第2章のみ、同じく落とし込み作業をするつもりでした。
んが。いざ取りかかると、サクサク進みすぎるではありませんか。区切りが付いても、時間がまだある。ならばと思って、3章目の同じ作業をしたんです。最初は楽じゃなかったんですが、ピコーン！ と閃きまして、当初の予定にはなかった、新しいサブキャラを登場させることで、するすると手は進み、3章目が終わっても、もう少し余裕があったという。
ええい、こうなったらもう、行けるところまで行くだけだ！ と開き直って、4章目の落とし込み作業を開始。やはりサクサク進み、次の区切りが付いたところで、気付けば晩飯の時間を回っていたので、慌てて階下へ降りて、食う物を食って、後片付けも済ませて、再度自室へ。
メシを食ってる最中も、考え事を平行でやっていて、メシに降りる前に書いた分に、少し不満点があったので、戻ってから修正。結局、『起承転結』で表すなら、クライマックスの『転』まで書けて、残りは『結』、つまりラストのみ。
実際に本文を書いたわけではないので、単純な比較はできませんけど、今日1日で書いた、純粋なテキスト容量は、だいたい17.7KB。ちょお待ったれや、と、素の神戸弁で、自分で自分にツッコミを入れました。全盛期と同じぐらい書いちゃったよ！ いやまあ、時間的には倍以上かかりましたけど、結果だけ見れば、まさに何かが降りてきたとしか思えない。憑依型ライターの、それたる所以だと思いました。
極端な話、あたかも『キング・クリムゾン』のスタンド攻撃を食らって、過程をすっ飛ばして、突然『結果』だけが現れたようなもんです。いやもう、僕自身、よくやったと言うよりむしろ、「へ？」という気分です。うるせえ！ やっちまったもんはしょうがねえだろッ！！（謎の逆ギレ）
こうなってくると、下手をしなくても、来週いっぱいあれば、ラストだけを考えるには十分でしょう。確かに、一度プロットが上がっても、それは初稿に過ぎませんから、十分寝かせて、練り直す必要が絶対にあります。でも、修正するにせよ、そこまで大幅に手を入れる必要は、多分ないはず。微修正にとどまると思います。根拠は、心の中の榊莫山先生が、「これしかないわ！」と言っているので。元ネタである（焼酎の）『よかいち』のCMを知る人なんて、今や、あんまりいないでしょうね……。
で。存分に己の脳内麻薬でラリった後、当然のごとく、揺り戻しが来ているナーウ！ ヘイヘイヘーイ！ ピッチャービビってるー！（方向性のないベンチからのヤジ）
いや、今晩、眠剤を飲んでも眠れるか、大変不安です。なんせ、あまりに興奮しすぎた。まさしく異常に。テンション的には、今なら徹夜で作業を続行することも不可能ではないぐらいなんですけど、それはさすがにやり過ぎです。急がない作業のために無駄に徹夜しても、なーんにもメリットはありませんし。ついでに、意味もないです。
さあ。恐らく、眠剤一式を飲んでも、今は効かないと思います。クールダウンの時間が必要です。現在時刻は、本来なら、そろそろ寝る準備を始めてもいい頃合いなんですが、なんぜ未だ興奮冷めやらぬ状態ですので、『何もしない時間』というのを作らねばなりません。どのみち毎日日曜日なんですから、明日の朝、何時に起きようがいいので、ここだけは、まあ気楽なもんです。
もう1つ驚くのが、これも以前触れましたが、書き上がったらKindleで出版予定ですけど、売れるかどうかとは、全く別問題です。つまり、対価のほぼない作業なわけで、それにここまで没頭できるのも、我ながら、相当珍しいことです。要は何か、うっ屈してたんだなあ、と、遠い目をする46歳。嗚呼。
んじゃまあ、今日はこの辺で。
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