巷に溢れる言葉の誤用について、重箱の隅をつついてみる。あるいは、辞書が『自殺した』日。

日記
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どうも。フジカワです。唐突ですが、僕は、他人からすればどうでもいいことが、時折すごく気になって、元々おかしい頭が、いっそう狂いそうになります。

その一つが、『言葉の誤用』。もう昔っから気になって、どうしようもない誤用が、2つだけあります。

1つ目は、正確には覚えていない事を示す、『うろ覚え』。これを、『うる覚え』と言う人が、一部にいます。『木にぽっかり空いた“うろ”』のように、ぼんやり空白だからこそ、『うろ覚え』なのに、どこをどう間違えれば、『うる』という、意味を成さない言葉が発生するのか? それが僕には、不思議でなりません。

もう一つは、『~しづらい』というのを、『~しずらい』と書く人々。『~するのが辛い』から、『づらい』わけであって、『すらい』なんて日本語はありません。一体何ですか、『すらい』って? 何ですか『すらい』って?(2回言うな)そんな誤用をする人間は、失礼ですが、まともな教育を受けているのかさえ疑問です。

このように、言葉の成り立ちさえ理解していれば、絶対に間違えないはずなのに、それでも間違える人が絶えない。一体何故なのか、もう素朴なまでに疑問に思います。

まあ、そんな僕も、日々絶対的に正しい日本語を使っているかと問われれば、全然そんな事はなくて、その最たる例が、形容詞の活用形。例えば、『すごいカッコイイ』。一見すると、別に間違ってないようで、実際世間でも、一般的です。

ただし、より厳密には、『すごい』という形容詞は、くっつける言葉によって、活用させねばなりません。つまり、本来は、『すごくカッコイイ』が正しいのであって、未活用形のままで使うのは、誤りです。

まあ、今どきそんな事に、いちいち目くじらを立てるのは、僕ぐらいなもんでしょう。この手の、『年寄りが、若者の言葉の乱れを嘆く』というのは、江戸以前の昔からあったそうです。

言葉はイキモノです。時代によって変化するのが、当たり前です。よって、僕のこのツッコミも、ただの中年の戯れ言です。

ただ、『言葉の変化』は、英語においても然りで、例えば、”net”という単語。元々の意味は、当然『網』ですが、今では、『The net』とすることで、『インターネット』を指します。

また、もう一つ例を挙げると、日本語でも、Googleでネットを検索することを『ググる』と言いますが、英語でも、“googling”(グーグリング)という、ほぼまんまの単語が、今ではあります。

英語で思い出したのですが、大昔(だいたい30年以上前)の僕は、英和辞典を読むのが好きで、語源を調べるのが、特に好きだったのを覚えています。

で、一際よく覚えているのが、2つ。1つめは、“right”。もちろん、本来の意味は『右』ですが、『正しい』とか、『権利』という意味もあります。ではなぜ、『正しい』という意味になったのか? それは、『人が右利きであるのと同じぐらい、当たり前のこと』と言うところから来ているらしいです。

しかし、その言葉の成立した時代にも、左利きの人、というのは、一定数いたはずです。その人々の立場はどうなるのでしょうか? まあ、今さら単語の意味は変えられませんが。

2つめ。『さようなら』を意味する、“Good Bye”。これも調べると面白くて、元々は、”God be with ye”(”ye”は”you”の古語)、つまり、『神があなたと共にありますように』という意味だそうです。それが縮まって、”Good Bye”になったとのこと。

しかし、そんな、30年以上苦楽を共にしてきた、僕の愛用の英和辞典も、先日、背表紙が盛大に剥がれ、修復不可能になったため、先月の廃品回収に出しました。僕はそれを、『もう役目は終わった』と判断した辞書自身が、『自殺』したのだと思っています。

新しい英和辞典が欲しいのですが、結構というか、かなりお高いので、買うのは相当ためらってます。具体的には、これ。

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あって困る物ではありませんが、それこそ、分からない言葉は、ググれば一発の時代ですから、もし買っても、使用頻度はかなり低いと思われます。加えて言うなら、和英辞典も、もうかなり古いので、買い換えたいですし、まれに必要になる『英英辞典(つまり、英語圏での国語辞典)』も、新しく欲しいです。そんな余剰金はないです。今のところ。

まあ、いかに便利な『Google翻訳』と言えども、結構な頻度でミスるので、少なくとも、英和辞典ぐらいは、やっぱりあったほうがいいの『かも』知れませんけどね。

そんな、曲がりなりにも数年前まで、文字で飯を食っていた中年の戯れ言でした。

んじゃまた。

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