わが親ながら、文書に関しては詰めが甘い。あと、『ゲーム会社のディレクター』の真実。(日記)

日記
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(あんまり日常会話では使いませんけど)『尾籠(びろう)な話』というのは、要は『品のない話』、さらに平たくすれば下ネタ話を指すわけですが、じゃあ、英語の“below(ビロウ)”も、基本は『下』という意味なので、もしかして『下品な』という意味もないかどうか、辞書を引いてみたんですが、残念ながらありませんでした。僕の記憶が確かなら、口語で“below job”は、『お口でのご奉仕(婉曲的表現)』だったはずなんですが(挨拶)。

と、いうわけで、フジカワです。無駄に早起きすると、なまじやることがないので、異様に1日が長く感じる夕方のひととき、皆様いかがお過ごしでしょうか。既にもう、かなり疲れているんですが、まだ夕食にも早すぎるという理不尽。おのれ。

さて。タイトルの話なんですが、ちょっとさっき、親の頼まれ事で、挨拶文を一太郎にて作ってました。ざっくりとした原稿は、親が手書きで書いてくれてるのですが、一言で言うと、詰めが甘いんですよ。丁寧語や謙譲語がおかしかったり、欠落していたり、ひどい場合は、目的語が抜けてたり。

そういう時には、すぐさま僕の出番です。まずはその手書き原稿をざっと読んで、赤入れをします。んで、いざ一太郎で入力する際も、細かい言い回しを微調整した上で、可能な限り、読む相手に失礼のないように、かといって、あまりゴテゴテに飾りすぎず(不必要にへりくだらないように)、それなりの塩梅の文章にまとめます。

この辺、もうはるか昔の話ですが、新卒後に1年間だけ、ゲームとは全く関係のない、普通の企業で働いた経験が活きてます。親は、確かにかつては商売人でしたが、『ビジネス文書』というのがほぼ要らない業種だったため、この手の文章をしたためるのは、ちょっと苦手のようです。

ビジネス文書の書き方、というのも、誰かに逐一、手取り足取り教えてもらうもんじゃないですよねえ。もちろん、僕の書き方が絶対正しいかどうか? なんて保証はどこにもないわけですが、敢えて言えば、『長年の勘』です。一般企業での勤務経験もさることながら、名古屋勤務時代は、ディレクターもやってましたので、各外注さんへの連絡メールは、飽きるほど書きました。

なお、『ゲーム会社のディレクター』と言うと、肩書きだけは格好いいですが、実態はただの中間管理職です。毎日が、会社の上の方からと、指示を出す下の方からとの板挟みの日々であり、そのプレッシャーたるや凄まじく、その激務のせいで僕は、うつ病を発症したぐらいです。全ての外注さんがそうである、なんて言うつもりはありませんけど、たいていのフリーランスの外注さんは、クセ(=我)の強い人間が多いですし。

いやあ、『あの瞬間』のことは、今に至るもよく覚えてます。上司と内線で話していて、突然、笑いたくなったんですよ。超真面目な話の真っ最中だったにも関わらず。どうにかその笑いの衝動は抑えることができたんですが、明らかにおかしい、と自分で思い、始めて精神科の門を叩いたのが、26歳の時です。余談ですが、当時の名古屋の会社は、ビルの4階で、同じビルの2階が、なんと精神科のクリニックだったという。いやまあ、会社の終わりに寄れたので、便利と言えばそうでしたけど。

で。20年経って、こじれるところまでこじれたあげくの、今がある、というわけです。話は少し戻りますが、ディレクターという職業を、思いっきり単純化すれば、『いかに(指示を出す)各人のやる気(=モチベーション)を高めて、快適に作業させられるか?』です。

ぶっちゃけ、常にご機嫌伺いが仕事なんです。そして、そのためには、手段を選んでられません。多少本来の業務からはみ出すことがあろうとも、その外注さんがヘソを曲げてしまえば、全部ディレクターの責任です。はい。めいっぱい失敗しましたが、何か。以前も書きましたが、その失敗の責任を取らされて、会社をクビになりましたが、何か。僕的には、ディレクターという職業は、鋼の精神を持ってないと、まっとうはできないもんだと思います。

ろくな思い出がないので、この話はこの辺で。さあ、もうちょっとで夕食です。それが終われば、多分今日はもう終わりのはず。今晩こそは、きちんと寝たいです。

んじゃまた。

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