電波の赴くままに、読書習慣のない47歳が、本を読みたくなった。きっと明日は、槍でも降るんじゃなかろうか。(日記)

日記
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僕の前職を考えた時、今日のエントリのタイトルが、既に、ご覧になった方々の、総ツッコミ待ちである件について(挨拶)。

と、いうわけで、フジカワです。いつの間にか、キーボードを打つ際に地味に役立つリストレストの端が破れ、中のゲルが「ヘロウ?」しているだけならまだしも、そのゲルが手に付くと大変粘ついてうっとうしかったので、同じものをAmazonでポチらざるを得なかった月曜日、皆様いかがお過ごしでしょうか。ちなみに、これです。

これ、あくまで「レザー『調』」であり、実際のガワは大変薄いビニールなので、何らかのはずみで、なにがしかの鋭利な角なんかが当たると、割とすぐ破れるんですよね。使い心地はいいのですが。

さて。それはそうと、タイトルの話なんですけども、昨日の夜、電波を受信しました。僕に読書習慣はない(小説やエッセイを含めて、全部で100冊も持ってない)のですが、そう言えば、芥川賞や、直木賞を獲った作品を、生まれてこの方、一度も読んだことがない。いや、大いに恥ずべきなんですが、とりあえず許してください。

なんか、読みたい。別に最新のものでなくていいんです。どういうわけか、多分10年ちょっと前に芥川賞を獲った作品のタイトルを、1つだけ覚えていたので、それを読もうと思い立ちました。

が、買うような余裕はない。それに、もし肌に合わなかったら、まるっと損することになります。ではどうするか? 答えは、図書館。

ちょうど、家から自転車で10分ほど行ったところに、伊丹市立図書館の分室があります。そこが一番近い。というわけで、今日の終業後、自転車で帰るルートをちょっと逸れれば(左に曲がるべき交差点を、右に曲がるだけ)後は道なりなので、レツゴー。

図書館なんぞ、大学時代以来です。若干キョドりつつ、新規利用申込みの書類に必要事項を記入し、伊丹市在住であるという、身分証明書も提示し、その場で利用者カードを発行してもらいました。

で。くだんの芥川賞作品は、書庫にあるということだったので、そこから出して貰う手続きを踏み、ついでに、(開架棚にあった)冲方丁先生作の、「十二人の死にたい子どもたち」を持って、貸し出し手続完了。

いや、なんで冲方先生のそれを選んだのか、自分でも分かりません。タイトルからしてネガティブですし、何より分厚い。

貸出期間は3週間と、結構ありますけども、今の精神状態で、読めるか(=内容が頭に入ってくるか)? からして、まず分からない。

それにしても、本を読むにあたって、妙な先入観は持つべきではないですけども、タイトルつったら、作品の顔です。それがネガティブだったら、「暗くて痛々しい話なのかなあ?」って思いませんか?

なお、他方の芥川賞作品。タイトルだけでは、抽象的すぎて、内容が分かりません。なので、軽くWikipediaで前知識を仕入れてみました。どうやら、カテゴリとしては、青春小説に入るらしいですけども、あらすじを読むと、「はあ?」と、訝しさマックスの顔をしてしまいました。

いやいやいやいやいや。あらすじは、あくまで概要。実際に本文を読まないことには、まるっきり分からない。

しかし、主題からして、なんか僕とは相容れない気が。いやいやい(ry まあ、中編小説らしいので、さくっと読めそうですけども。

そう言えば、Wikipediaの方に、作品の冒頭部分が引用してあったんですけど、意味が分かるよーな、分からんよーな、斜に構えれば、ナルシスティックなポエムっぽい。

もっと悪く言えば、もしかしたらその一文は、作品世界全体の空気感を凝縮してるのかも知れないけども、「分かりやすさ」からは、少なくとも、大阪から東京ぐらいは遠い気がしました。

最も悪く言えば、単に気持ち悪い。つかみとして、どうなの? と、思わざるを得ない。しかし、ほんの数行で判断するのは、あまりにひどい。ので、まあ、読む努力はしますけども。

ところで、かの、故・藤本義一氏は、作品を書く際「直木賞を取る」と自分で紙に書いて部屋の壁に貼り、その環境で書き続けた結果、本当に賞を獲ってしまったそうです。生前のご本人から聞きました。

え? なんでそんなレアな体験をしたかって? それは、かつて僕は、氏が主宰していた作家養成学校である、「心斎橋大学」(あえてリンクは貼りません)に通っていたことがあり、氏自らの講義を受けたことがあるからです。

ただし、「あくまでも、僕個人の感想としては」、心斎橋大学での授業は、大半が抽象的な内容で、まるで実践的ではなかった(特に、全くの素人を相手にしてるとは思えない、内容の進行だった)せいか、大変面白くなく、途中で通うのをやめたんですよね。後に通った、大阪は南方の某学校のほうが、なんぼ役に立ったか? って話で。

話を戻して。どこまで続くか分かりませんけど、今後は、可能なら月に2冊程度は、それらの受賞作品を読んでみようかと思います。

んで。戦利品をリュックにつっこんで、やっと帰宅。なお、今日の作業中は、その図書館の件と並行して、やっぱりまだまだ、自分の小説について考えてました。

なんぼなんでも、もう直すところはないんじゃ? とは思ったんですが、後2ヶ所ほど、手を入れたい所が思い当たったので、帰宅後はまずそれに着手。登場人物の「その瞬間の、心情の強さ」が(自分的に)結構補強されて、「よっしゃ」と思いました。

その後、飯を食って「ふう」と、一息ついて、気づけば結構疲れていたと言うか、実は昨日の夜、あんまりぐっすり眠れなかったので、朝から調子はイマイチだったので、もう今日はさっさと寝ます。

んじゃまた。

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