慌てなくていいところで慌ててしまうのが、我ながら悪い癖です(挨拶)。
と、いうわけで、フジカワです。
慌てる乞食はもらいが少ない、とは申しますが、結構汎用性があると思う木曜日、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日のエントリは、「玉置神社へ行ってきたので、参拝の所要時間と注意点をシェアしたい!」とか言った話です。
続きを読む私的なこと(読み飛ばし可)
まずは昨日の
さて。昨日は、
例によって、帰宅が遅かったために、一回休みとさせて頂きました。
今日は、昨日の振り返りなわけですが。
「これから玉置神社へ行きたいけど、参拝所要時間を知りたい!」
そんな方には、多分有用な内容となっております。
バタバタしたね?
ワクテカな玉置神社行きの当日を迎えた僕氏。
新大阪駅に、朝8時集合。
ということで、朝の5時起きを迫られたのは、先日申し上げた通りです。
ちゃんと起床できて、余裕のあるスケジュールだったはずなのですが。
阪急電車から大阪メトロに乗り継ぐ際と。
新大阪駅で待ち合わせ場所が分からなかったせいで、かなりギリギリになりました。
今回使ったツアー会社は、「クラツー」こと、「クラブツーリズム」です。
検索した限り、「関西発の玉置神社ツアー」を扱っているのは、ここだけでした。
点呼後、マイクロバスに乗り込み、レツゴー。
後でも触れますが、ツアーで行く方が便利です。
なぜなら、こまめにトイレ休憩を取ってくれるので。
僕みたいに、糖尿病のせいで頻尿気味だと、なお助かります。
谷瀬の吊り橋から、果無集落へ
十津川村には、超長い事で有名な「谷瀬(たにぜ)の吊り橋」があります。
ただ、「20人以上は渡るな」とあるぐらいですから、バスで通れるはずがない。
車窓からの眺めでも、既に怖かったです。
その後、「ホテル昴」で昼食。
美味しかったんですけど、量が少なかったのは、まあしょうがない。
食後、世界遺産の「果無集落」へ。
ここでは、ホテルから合流した、村のガイドさんの説明を聞きながらでした。
まあ、「なるほどー」とうなずいた後、すぐに忘れる類の話です(ぶっちゃけたー!)
古くから続く、熊野参道の石畳は美しかったですが。
本題:玉置神社!
たどり着くまで
十津川村へ入った時からそうでしたが、玉置神社までも、超細い、かつ、蛇行しまくった道を走ります。
すぐ横は、文字通りの断崖絶壁。
で、あるにも関わらず、ガードレールのない箇所も結構ある。
何らかの間違いで滑落したなら、1億2,000万パーセント死ヌル。
窓の外の景色からして、相当スリリングでした。
制限時間は!?
やがて、玉置神社へ到着。
切りが悪いとのことで、1時間40分程滞在することになりました。
村のガイドさんの話では、1時間30分あれば、末社の「玉石社」も含めて、十分回れる、とのことでした。
ただ、僕が事前に調べた限りでは、それ以上かかってもおかしくないアトモスフィア(雰囲気)。
「玉石社」は、本殿から、約10分で行けるとのこと。
しかし、道のりがとても険しい。
この辺は、僕もYouTubeで観て、知ってはいます。
ちまたで言われているのですが。
「玉石社」→「三柱神社」→「本殿」と回るのが、正式な作法らしい。
じゃあ、その通りにしよう。しかし、制限時間がある!
参道に入った時点で、やや急ぎ足で回り始めました。
肝心の参拝所要時間は?
その前に、僕のスペックをおさらいしておきます。
- 49歳男
- デヴ
- 慢性的な運動不足
- 喫煙者
その前提で、結論から申し上げますと、所要時間は、約1時間10分でした!
ただし、後述もしますが、「ゆったり参拝」とか。
「森林浴しながら、あるいは、ご神気を浴びながら」などとは、30兆7498億光年程離れています。
一の鳥居をくぐった時点で、かなりの早足で歩きました。
程なく、この分岐点にさしかかったわけです。
「身体の不自由な人は、左側へ」
そういうことになってますが、どっちを進んだにせよ、それなりの階段はありますので、注意。
まずは「玉石社」へ! だが!!
駐車場から、歩いて約15分。本殿に着きました。
が。本殿も「三柱神社」もスルーし、一目散に「玉石社」へ向かう階段、もとい、登山口へ。
そうなんですよ。
道が険しいどころの騒ぎではなかった。
少し前に出向いた、六甲山中に鎮座する、「六甲比命大善神社」。
あのレベル以上の登山道が、とんでもない急勾配で、遙か上へ続いている。
足下が非常に危険なこともさることながら。
息が切れる!! 上がる!!
なんなら、肺のキャパを超えたのか、メタクソ咳き込むわ、変な涙と鼻水まで出るわ!!
噴き出す汗、激しいめまい、そして大爆笑する膝を感じつつ、バチクソの疲労と共に。
村のガイドさんが言ったとおり、約10分ほどで、「玉石社」に到着。
……拝むことは拝みましたが。
御祭神がどちらであったか? とかすら頭から抜けており。
「ありがとうございます!」と、アレみたいに繰り返していました。アレって何だ。
元々、玉置山は、修験者の修行場だったそうです。
マヂで修行でしたね。
余談ですが、山登りをしている最中。
平沢進師匠のアルバム『ホログラムを登る男』
に、収録の楽曲、「鉄切り歌(鉄山を登る男)」のサビの部分が、延々と脳内をエンドレスでした。
「♪鉄はだんだん切れ、だんだん切れ……」
その後、「三柱神社」と本殿、及び各摂社に手を合わせ、御朱印を頂いて離脱しました。
天気の問題とか
後、思ったのですが、昨日は運良く晴れでした。
ですが、仮に雨が降ったなら。
「玉石社」へ行くのは、やめた方がいいと思います。
あの山道がぬかるむのは、どこをどう考えても危険ですから。
……で、帰り道を歩いているさなか、「神代杉」と、「夫婦杉」を拝み忘れた事に気づいたのですが、時既に遅し。
そして、駐車場に戻ったのが、集合時刻の30分前だったというわけです。
ちなみに、やはり山の上のせいか、駐車場からの眺望が素晴らしかったです。
まとめとポイントを!
- 境内にトイレはない! 駐車場で絶対に済ませておけ!
- 普通のペースで歩いても、1時間30分あれば、「玉石社」も含めて全部回れるぞ! ただし、その時間では、山頂へは無理だ!
- 悪いことは言わない! 「玉石社」へ行くなら、荷物の中にタオルを1本入れておけ! 初冬でも汗だくになるぞ!
- もう一つ、悪いことは言わない! 靴はトレッキングシューズにしろ! 参道からして、かなり足場が悪いぞ! 「玉石社」への登山道は、言わずもがなだ! 持ってなかったら、Amazonで買え!
- 小銭は多めに持っていけ! なぜなら! 参拝を終えた後、絶対に喉が渇いて、駐車場内の自販機で飲み物を買いたくなるからだ! ちなみに、山の上だからか、値段は高いぞ!
- 「正式なルート」で巡りたいのは分かる! しかし、向かう際の困難さと消耗を考え、かつ、落ち着いて本殿及び各摂社に参拝しようと思ったら! 「玉石社」は、全部終わって御朱印ももらった後の、最後に行った方がいいぞ! 帰り道も、登山口のすぐ近くにあるしな!
- ちなみに、帰り道を進んでいくと、「白山社」を経由して、最初の分かれ道へ合流するぞ!
- 「玉置神社なーう!」などと、その場からスマホでX(Twitter)などで実況したい人もいるかも知れない! だが、玉置山ではスマホは圏外だ!
参拝後……
玉石社へ行った折の、激しい呼吸困難。
帰りのバス車内で、元に戻るのに1時間以上かかりました。
どれだけバテバテだったのか? を、お察し頂ければ。
もそっと、清廉なる空気を感じながら、ゆったり巡るべきでした。
ただ、同じ轍は踏みません。
次回、いつになるかは分かりませんが、再訪したときには、落ち着きます。
最後に、ツアーの方がいい理由を、さらに。
それは、「時間の融通が利く」ことです。
迷子にならない限り、多少の遅刻は許してくれますからね。
定刻のある路線バスだと、こうはいきません。
それに、帰り道で、道の駅に寄ってくれるため、お土産も買えます。
何より、公共交通機関の場合での、乗り継ぎを間違えることがない。
一人の場合、前日に十津川村入りせねばならんことを考えると、25,000円という値段も安いのでは? と思います。
おまけ
帰りに寄った道の駅で、おやつを買いました。
ご覧の通り、よもぎ餅なのですが……
あんこが入っていると思ったら、入っていなかったでござる。
素朴な味で、おいしかったんですけどね。
そして解散後、大変腹が減っていたので、新大阪駅でラーメンを食べました。
……値段の割には、大したことがなかったです。
さあ、次はいつか分からんが!
絶対にリベンジしてやるぜ、メーン!
んじゃまた。
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