慌てなくていいところで慌ててしまうのが、我ながら悪い癖です(挨拶)。
と、いうわけで、フジカワです。
慌てる乞食はもらいが少ない、とは申しますが、結構汎用性があると思う木曜日、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日のエントリは、「玉置神社へ行ってきたので、参拝の所要時間と注意点をシェアしたい!」とか言った話です。
続きを読む私的なこと(読み飛ばし可)
まずは昨日の
さて。昨日は、
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例によって、帰宅が遅かったために、一回休みとさせて頂きました。
今日は、昨日の振り返りなわけですが。
「これから玉置神社へ行きたいけど、参拝所要時間を知りたい!」
そんな方には、多分有用な内容となっております。
バタバタしたね?
ワクテカな玉置神社行きの当日を迎えた僕氏。
新大阪駅に、朝8時集合。
ということで、朝の5時起きを迫られたのは、先日申し上げた通りです。
ちゃんと起床できて、余裕のあるスケジュールだったはずなのですが。
阪急電車から大阪メトロに乗り継ぐ際と。
新大阪駅で待ち合わせ場所が分からなかったせいで、かなりギリギリになりました。
今回使ったツアー会社は、「クラツー」こと、「クラブツーリズム」です。
![](https://www.club-t.com/ct/image/img-top27-mv-pc.jpg)
検索した限り、「関西発の玉置神社ツアー」を扱っているのは、ここだけでした。
点呼後、マイクロバスに乗り込み、レツゴー。
後でも触れますが、ツアーで行く方が便利です。
なぜなら、こまめにトイレ休憩を取ってくれるので。
僕みたいに、糖尿病のせいで頻尿気味だと、なお助かります。
谷瀬の吊り橋から、果無集落へ
十津川村には、超長い事で有名な「谷瀬(たにぜ)の吊り橋」があります。
ただ、「20人以上は渡るな」とあるぐらいですから、バスで通れるはずがない。
車窓からの眺めでも、既に怖かったです。
その後、「ホテル昴」で昼食。
美味しかったんですけど、量が少なかったのは、まあしょうがない。
食後、世界遺産の「果無集落」へ。
ここでは、ホテルから合流した、村のガイドさんの説明を聞きながらでした。
まあ、「なるほどー」とうなずいた後、すぐに忘れる類の話です(ぶっちゃけたー!)
古くから続く、熊野参道の石畳は美しかったですが。
本題:玉置神社!
たどり着くまで
十津川村へ入った時からそうでしたが、玉置神社までも、超細い、かつ、蛇行しまくった道を走ります。
すぐ横は、文字通りの断崖絶壁。
で、あるにも関わらず、ガードレールのない箇所も結構ある。
何らかの間違いで滑落したなら、1億2,000万パーセント死ヌル。
窓の外の景色からして、相当スリリングでした。
制限時間は!?
やがて、玉置神社へ到着。
切りが悪いとのことで、1時間40分程滞在することになりました。
村のガイドさんの話では、1時間30分あれば、末社の「玉石社」も含めて、十分回れる、とのことでした。
ただ、僕が事前に調べた限りでは、それ以上かかってもおかしくないアトモスフィア(雰囲気)。
「玉石社」は、本殿から、約10分で行けるとのこと。
しかし、道のりがとても険しい。
この辺は、僕もYouTubeで観て、知ってはいます。
ちまたで言われているのですが。
「玉石社」→「三柱神社」→「本殿」と回るのが、正式な作法らしい。
じゃあ、その通りにしよう。しかし、制限時間がある!
参道に入った時点で、やや急ぎ足で回り始めました。
肝心の参拝所要時間は?
その前に、僕のスペックをおさらいしておきます。
- 49歳男
- デヴ
- 慢性的な運動不足
- 喫煙者
その前提で、結論から申し上げますと、所要時間は、約1時間10分でした!
ただし、後述もしますが、「ゆったり参拝」とか。
「森林浴しながら、あるいは、ご神気を浴びながら」などとは、30兆7498億光年程離れています。
一の鳥居をくぐった時点で、かなりの早足で歩きました。
程なく、この分岐点にさしかかったわけです。
「身体の不自由な人は、左側へ」
そういうことになってますが、どっちを進んだにせよ、それなりの階段はありますので、注意。
まずは「玉石社」へ! だが!!
駐車場から、歩いて約15分。本殿に着きました。
が。本殿も「三柱神社」もスルーし、一目散に「玉石社」へ向かう階段、もとい、登山口へ。
そうなんですよ。
道が険しいどころの騒ぎではなかった。
少し前に出向いた、六甲山中に鎮座する、「六甲比命大善神社」。
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あのレベル以上の登山道が、とんでもない急勾配で、遙か上へ続いている。
足下が非常に危険なこともさることながら。
息が切れる!! 上がる!!
なんなら、肺のキャパを超えたのか、メタクソ咳き込むわ、変な涙と鼻水まで出るわ!!
噴き出す汗、激しいめまい、そして大爆笑する膝を感じつつ、バチクソの疲労と共に。
村のガイドさんが言ったとおり、約10分ほどで、「玉石社」に到着。
……拝むことは拝みましたが。
御祭神がどちらであったか? とかすら頭から抜けており。
「ありがとうございます!」と、アレみたいに繰り返していました。アレって何だ。
元々、玉置山は、修験者の修行場だったそうです。
マヂで修行でしたね。
余談ですが、山登りをしている最中。
平沢進師匠のアルバム『ホログラムを登る男』
に、収録の楽曲、「鉄切り歌(鉄山を登る男)」のサビの部分が、延々と脳内をエンドレスでした。
「♪鉄はだんだん切れ、だんだん切れ……」
その後、「三柱神社」と本殿、及び各摂社に手を合わせ、御朱印を頂いて離脱しました。
天気の問題とか
後、思ったのですが、昨日は運良く晴れでした。
ですが、仮に雨が降ったなら。
「玉石社」へ行くのは、やめた方がいいと思います。
あの山道がぬかるむのは、どこをどう考えても危険ですから。
……で、帰り道を歩いているさなか、「神代杉」と、「夫婦杉」を拝み忘れた事に気づいたのですが、時既に遅し。
そして、駐車場に戻ったのが、集合時刻の30分前だったというわけです。
ちなみに、やはり山の上のせいか、駐車場からの眺望が素晴らしかったです。
まとめとポイントを!
- 境内にトイレはない! 駐車場で絶対に済ませておけ!
- 普通のペースで歩いても、1時間30分あれば、「玉石社」も含めて全部回れるぞ! ただし、その時間では、山頂へは無理だ!
- 悪いことは言わない! 「玉石社」へ行くなら、荷物の中にタオルを1本入れておけ! 初冬でも汗だくになるぞ!
- もう一つ、悪いことは言わない! 靴はトレッキングシューズにしろ! 参道からして、かなり足場が悪いぞ! 「玉石社」への登山道は、言わずもがなだ! 持ってなかったら、Amazonで買え!
- 小銭は多めに持っていけ! なぜなら! 参拝を終えた後、絶対に喉が渇いて、駐車場内の自販機で飲み物を買いたくなるからだ! ちなみに、山の上だからか、値段は高いぞ!
- 「正式なルート」で巡りたいのは分かる! しかし、向かう際の困難さと消耗を考え、かつ、落ち着いて本殿及び各摂社に参拝しようと思ったら! 「玉石社」は、全部終わって御朱印ももらった後の、最後に行った方がいいぞ! 帰り道も、登山口のすぐ近くにあるしな!
- ちなみに、帰り道を進んでいくと、「白山社」を経由して、最初の分かれ道へ合流するぞ!
- 「玉置神社なーう!」などと、その場からスマホでX(Twitter)などで実況したい人もいるかも知れない! だが、玉置山ではスマホは圏外だ!
参拝後……
玉石社へ行った折の、激しい呼吸困難。
帰りのバス車内で、元に戻るのに1時間以上かかりました。
どれだけバテバテだったのか? を、お察し頂ければ。
もそっと、清廉なる空気を感じながら、ゆったり巡るべきでした。
ただ、同じ轍は踏みません。
次回、いつになるかは分かりませんが、再訪したときには、落ち着きます。
最後に、ツアーの方がいい理由を、さらに。
それは、「時間の融通が利く」ことです。
迷子にならない限り、多少の遅刻は許してくれますからね。
定刻のある路線バスだと、こうはいきません。
それに、帰り道で、道の駅に寄ってくれるため、お土産も買えます。
何より、公共交通機関の場合での、乗り継ぎを間違えることがない。
一人の場合、前日に十津川村入りせねばならんことを考えると、25,000円という値段も安いのでは? と思います。
おまけ
帰りに寄った道の駅で、おやつを買いました。
ご覧の通り、よもぎ餅なのですが……
あんこが入っていると思ったら、入っていなかったでござる。
素朴な味で、おいしかったんですけどね。
そして解散後、大変腹が減っていたので、新大阪駅でラーメンを食べました。
……値段の割には、大したことがなかったです。
さあ、次はいつか分からんが!
絶対にリベンジしてやるぜ、メーン!
んじゃまた。
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