僕が車を運転出来たなら、色々と違っていたと思います(挨拶)。
と、いうわけで、フジカワです。
ローカル線の旅って、よーよねー、と、満喫しきった金曜日、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日のエントリは、「サムハラ神社奥の宮!」とかいった話です。
続きを読むまずは昨日の
さて。昨日は、
「岡山県の東横インから!」などと書かせて頂きました。
あれから程なくして、就寝しまして。
どうにか今朝は、昨日の疲れを持ち越さずに済みました。
いざ、サムハラ神社奥の宮へ!
ちょっと早起きしすぎた感はありますが、とにかく、朝飯を食って、ホテルをチェックアウト。
しかし、比類なきNAVITIME=サンの言うことには、従った方がいいですね。
なぜって、岡山駅から、中継地点である津山駅に向かう電車は、基本、1時間に1本。
早くホテルを出たなら、その分、長い間、駅のベンチでボサッとするしかないのです。
ヴッちゃけ、無駄に暇でした。
ですが、待っていたおかげで、思わぬ情報が。
なんと、JR津山線は、次の「法界院」駅までしか、ICきっぷが使えないとのこと。
その先に行く場合は、紙のきっぷが必須らしい。
知らずにICOCAで改札を通ったので、窓口まで戻って、慌ててキャンセル。
券売機で、美作加茂までのきっぷを買いました。
ちなみに、1,520円。た、高い……。
まずは津山へ!
まあまあ、やがてやってきた、JR津山線の、津山行き。
やはりと言うべきか、ディーゼルの二両編成。
重たい音を立てて、いざ出発!
……は、いいとして、征けども征けども、一面のクソミドリ。
なんかもう、こんな辺境に、電車が通っているだけでも有り難いと思え! というレベル。
そして、揺られること、約1時間と10分。終点の、津山駅に到着。
津山駅は有人駅なのですが、ICきっぷが使えないのは、変わらないらしい。
ここで、トイレに行きたくなったのですが、構内にはない。
駅の外の、観光案内所の隣にあるとのことで、駅員さんに、一度出てもいいか? を確認。
問題ないとのことで、用を足して、戻りました。
次は因美線!
津山駅で、待つ事約25分。
ここが始発の、因美線に乗り換えます。
ちなみに、これが、津山駅の、因美線の(美作加茂へ向かう、智頭方面の)ダイヤ。
11時台を逃すと、次は15時までないという、That’s田舎のローカル線!
ホームに入ってきたのは、ディーゼルの一両編成。味わい深すぎて、どうにかなりそうでした。
揺られること、だいたい30分で、美作加茂駅には到着。
いざ征かん!!
OK、おさらいしておきましょうか?
これが、美作加茂駅の、津山へ戻るダイヤです。
13時43分を逃せば、次は、17時までないという鬼畜っぷり。
サムハラ神社奥の宮までは、歩いても行けますが、30分ちょいかかるらしい。
美作加茂駅に到着したのが、昼の12時7分頃。
仮に歩いて行ったなら、悠長に参拝していられない。
そりゃあ、17時の便でもいいぜ! ってなら、話は別ですが、そんな人はそういないでしょう。
ためらわずに、地元のタクシー会社に電話をし、配車をお願いしました。
10分ほど待っていると、タクシーが来たので、乗り込んで、いざ!
なお、事前情報によると、サムハラ神社奥の宮には、駐車場が二つあるとのこと。
奥の方の駐車場で降りると、長い石段を登らなくていいらしい。
時間も惜しいことですし、運転手さんに、そちらへ行ってもらうように頼みました。
着いたー!
運転手さんには、駐車場で待っていてもらうようにお願いし、タクシーを下車。
駐車場からも、それなりの坂道を登る必要はあるのですが、石段を登ることを考えれば、ナンボかマシです。
先客が結構いましたが、到着! 駐車場を登ると、写真で見て、左側に出ました。
順番待ちが発生していた都合で、お社そのものの写真は撮れなかったのですが、せめて社号標だけでも。
いやー、感無量ですよ。遂に来た! という感じです。
なお、こちらでの参拝の作法は、「六礼八拍手」だそう。
汗だくでしたけど、ちゃんとやりました。
隣接する、金刀比羅神社も一通り拝んで、先に、サムハラ神社の元宮へ。
ならされてはいても、結構足場の悪い道を歩いて、たどり着きました。
ご覧の通り、石段は、崩落箇所があるために、現在は登れません。
……それを無視して、登ってドヤ顔していた、YouTuberもいましたが。
キャーッ!?
拝み終わって、道を戻り、ご神木のある展望台まで……というさなか。
「なんか地面が動いた!?」と思ったら、なんと、結構なサイズのヘビ。
……生きてるヘビを見たのなんて、ほぼ記憶にない。
まあ、境内で動物に会うのは、神様から歓迎されている印、とも言います。
ましてヘビなんですから、なおのこと縁起がいいように思いました。
そして、山頂からの眺め。絶景。
本当は、もっと高く登れる階段があったのですが。
あまりに高いところに登るのは、ヴッちゃけ怖かったので。
とにかく、回るべきを回ったので、駐車場へ戻りました。
美作加茂駅に戻ったのは、だいたい、13時を少し回ったぐらいでしょうか?
ちなみに、運賃は、障害者割引で1割引いて、だいたい、3,500円。
安くはなかったですが、駅で4時間待て! というのに比べれば、ねえ?
いや、駅で30分以上待つことにはなりましたが、電車に乗りそびれることを思えば、許容範囲でしょう。
ホルモン焼きうどん!
昼飯を食う暇も場所もなかったので、美作加茂駅から津山駅まで戻って、一度、改札を出ました。
ちなみに、運賃の精算は、車内で取った整理券と共に、窓口で現金で、なのですが。
「美作加茂」の文字を見るや、駅員のお姉さんが、「ああ、サムハラですね」と。
……どうやら、近年、サムハラ神社奥の宮への参拝客が、かなり増えている様子。
とにかく、津山で降りたのには、理由があります。
名物の、「ホルモン焼きうどん」を食べるため。
ただ、時間が中途半端で、ランチタイムの営業が終わっている店が多い。
なので、その時間で営業しているところを探さねばならない。
観光案内所で、「ホルモン焼きうどんマップ」を貰い、やってる店があったので、向かいました。
……どうでもいいのですが、JR津山駅前。
川を渡った先に延びる商店街が、4割ほどシャッター街なのは、どうなんだろう? と。
まあまあ、クソ暑い中を、約1キロほど歩いて、店に到着。
肝心のお味は、「イエア! これぞB級グルメ!!」というものでした。
いや、美味しかったですよ? 食べ応えもありましたし。
空腹の虫も治まったことで、岡山駅に戻ることにしました。
帰宅!
岡山駅のコインロッカーから荷物を出し、帰りの新幹線へ。
その前に、お土産と、晩飯の駅弁を買いました。
しかし、うっかり「ひかり」のきっぷを買ってしまい、新大阪まで各駅停車という帰途に。
岡山の高校生が監修したという触れ込みの、駅弁。
名物が一通り入っており、結構美味しかったです。
で。時間はかかれども、やがて、新大阪駅に着。
新三田行きに乗れば、そこそこいいタイミングで、JR猪名寺駅から、直帰できるバスがあったので、それに乗って帰宅しました。
まとめ
いやあ、神社に相性があるのか? は、意見が分かれるところではありましょうが。
大阪のお社でも感じた、空気感の違いは、やはりあったように思います。
ヘビにも歓迎されたことですし、行ったことは、間違いではなかったのでしょう。
何より、ド地方のローカル線の旅ってのが、しみじみと、よろしい。
自然の豊かなところでもありますから、いつ、と確約はできないものの、再訪するに値する、と思いました。
さあ、来月はどこへ行こうか?
んじゃまた。
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