「3回回ってワンと鳴け」。それが? 他。

CM
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子どもの頃に、犬を飼っていたんですが、毎日の散歩が大変面倒で、犬にはすごいストレスだっただろう事を思い出すと、僕に今後、犬を飼う資格はないです(挨拶)。

と、いうわけで、フジカワです。犬というのは、群れの中で最も力のある者を見分けて、強い者に運びを売るものですが、家庭とて例外ではなく、うちの場合は、父親が絶対権力者で、僕が一番弱い立場だったため、その僕は、犬からも舐められまくって、ある時、犬に全力で(血が出ないほど深く)足を噛まれ、全治一ヶ月強のケガを負ったことがあります。皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて。疲れています。すごく。いつものように、さっきまで、寝室で静養していたんですが、やっぱり全然マシにならず、今なら、『3回回ってワンと鳴け』という屈辱さえ、どうってことないぐらいに、気分が荒んでます。『ゴミをよく噛んで食え』とまで言われたら、さすがに無理ですけど。これの元ネタは、手塚治虫先生の、『アドルフに告ぐ』です。

そりゃまあ、明日になれば、年金機構がミスらない限り、大切この上ない、生活費が入って来るんですから、楽しみじゃないか? と聞かれれば、そういうわけでもないのですけども、数年前までの、隙あらば妙なスケベ心を出して、金をドブに捨てていたことを思うと、今は相当マシです。病状の悪化は、決して喜ばしいことではないですけれども、とことんまで悪化した今、そんなスケベ心も駆逐されたかと思うと、いかに病気が厄介極まりないとは言え、1ミクロンほどは感謝できます。この複雑な心境よ、伝われ!

で。苦し紛れに、今し方、本日2杯目の、特濃アイスコーヒーを作って飲んだんですが、まったくもって効きません。キバヤシ、もとい、気晴らしの手段が、たった一つ、何でもいいので、ここを更新することというのが、なんとも。自慢するつもりは全くないんですが、気楽に書き殴ってるように見えるここも、それなりに思考力を使うわけで、余計疲れるんですけども、前々から言っている『後ろの何か』が、やけに僕を急かすんですよ。

そこへ持ってきて、イライラに拍車をかけてくれるのが、親の、あまりの機械音痴ぶり。ついさっきも、DVDプレイヤーで、『画面が動かない』というので、見てみると、単に『再生』ボタンを押してなかっただけという、簡単を通り越して、基本中の基本さえ分からないのかと、わが親ながら、さすがに怒りそうになりました。百歩譲って、リモコンの文字が小さいのは認めるとしても、ちょっと度が過ぎると思いました。僕の語気も、ただでさえイライラしてるんですから、どうしても荒くなろうってもんです。

返す刀で言わせて頂ければ、今のご時世、大抵の機械類は、お節介なほど親切に設計されてるもんです。そのお節介すら、ろくすっぽ目に入れずに、ただただ『分からん!』で思考停止しているようでは、単に『機械に弱い』のではなく、極端に言えば、『極めて視野が狭い』と言わざるを得ません。

ただしまあ、世の中、どう足掻いても『圧倒的に機械に弱い人』というのは一定数存在するもので、もうかなり前の話ですけど、ある日、僕がATMに並んでいたら、前のオッチャンが、『ATMへの、通帳の挿入方向』に、右往左往してました。見かねた僕が、助け船を出したのですが、オッチャンは、はにかみながら、「ごめんな、ワシ、アホやから」と言いました。

あの時のオッチャンには、全く罪はないのですが、僕は、「ここまでのレベルでの、機械音痴な人もいるんだなあ」と、大変失礼ながら、逆に感心したものです。まして、ATMなんて、最近登場した機械ではありません。『ATMに触れることのなかった、あのオッチャンの人生』とは、どんなものだったのでしょうか? これを、一般的には、『余計なお世話』、あるいは、『下世話な好奇心』と言います。

世間のあらゆるシーンで、機械化、及び自動化というのは、どんどん進んでいます。それとは逆に、今後は、高齢者の割合が、格段に増えていきます。そりゃあ、高齢者の中にも、機械が苦手じゃない人、というのはいらっしゃると思いますが、ご高齢になればなるだけ、それは少数派でしょう。

機械に不慣れな人々には、どんどん暮らしにくい社会になるわけで、例えば、スマホ決済を前提とした、無人レジなんかにしても、ある意味で『日頃の訓練』を怠っていれば、普段の買い物さえできないようになるんですよ。

技術の進歩は喜ばしいことですし、ロボットなどの機械に割り振れる仕事は、遠慮なくやればいいと思いますけど、言わば『機械弱者』に対する配慮も、ある程度残しておかないと、いずれは、小さくない社会問題に発展すると思うんですが、どうでしょうか。

余談ですが、僕の家から、一番利便性のいいところにあるソフトバンクショップにも、ロボットの『Pepper』君が1体います。全ての接客業務を任されている、というわけではないのですが、来店者に愛想を振りまくぐらいは、やってのけてます。

さらに余談ですが、名古屋勤務時代、あるタイトル(ロボットメイドもの)の製作に絡んで、当時のプロデューサーに連れられて、主要スタッフで、スピルバーグ監督の映画『A.I.』を、映画館まで観に行ったのですが、一応は面白い部類で、結構参考にはなったものの、ストーリーのオチが、あまりにぶっ飛びすぎてて、「いいのか、これは!?」と、当時25歳(だったはず)の僕は、すごく驚いた記憶があります。

ロボットメイド繋がりで、ちょっとした裏話をさせて頂くと、僕が昔書いた、小説の『シャカリキめいでい!』について。今だからバラせる製作秘話というほどのことはないのですが、執筆に当たって、モチーフにした作品について、少しお話ししておきます。

あれの、そもそものベースになったのは、かの、芦奈野ひとし先生の名作、『ヨコハマ買い出し紀行』です。純粋なファンの方には、ごめんなさい。怒らないで下さい。でも、本当です。んで、主人公の、『草凪明』君のベースは、『北斗の拳』における、元斗皇拳の使い手、『金色のファルコ』で、ストーリーの後半部の展開は、『ジョジョの奇妙な冒険・ストーンオーシャン』(つまり、第6部)のラストを参考にしました。

これらいろんなものを、悪魔合体させた結果、どう考えても、中高生をメインターゲットにした、『ライトノベル』とは、かけ離れた作品になってしまったわけです。なお、これはあとがきにも書いてますが、完成後、前述の、名古屋勤務時代のプロデューサー氏に読んで頂いたのですが、心が折れるどころか、木っ端微塵に砕け散るまでに、徹底的なダメ出しを食らい、以後、僕の中から、『次のラノベを書こう』という気は、一切なくなりました。

まあ今や、僕の中から、その才能はまるっと失われたので、もうどうでもいいっちゃいいんですけどね。

思いの外長くなった上に、統一性も整合性も、なんもないわけですが、そんなのは、文字通り、そこらの野良犬に食わせて下さい。

んじゃまた。

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