どうも。フジカワです。夕方ぐらいに書いた、『化かされてるんじゃなかろうか?』という話は、その後、調べれば調べるほど、ぬか喜びで終わる可能性が、9割近くになってきました。まあまあ、ちょっとしたドッキリに引っかかったと思えば、全部は笑って許せます。
続きを読むところで、夏の参議院選挙が告示されました。僕が、政党名を聞いてドン引きしたのが、『NHKから国民を守る党』という政党があったことです。党の創設者は、NHKについての本質を、まるで理解していないと思いました。
前提として、僕はテレビそのものが嫌いですが、NHKは、割と観ます。いたずらに視聴者の不安を煽るだけの、民放各局より、『いくらかマシ』だからです。で、NHKは、自局を『公共放送です』と言ってますが、あそこを『国営放送』と言わずして、何と言おう? ですよ。
なんせ、『放送法』というれっきとした法律において、『受信料を払わなければ“ならない”』と定められていて、かつ、毎年の予算案が、立法府である、国会で審議されて、通って初めて執行できるんですよ? つまり、受信料というのは、体のいい税金だということです。『法律』という、立派な後ろ盾があるんですし。現に、受信料未払いだと、NHKに訴えられて、受信料を拒否した被告が、勝った例しがないのは、皆さんもご存じかと。
つまり、『NHKにたてつく』と言うことは、『みんなで放送法をガン無視しよう!』と、違法行為をアジってるのと同時に、『みんなで脱税しよう!』と言ってるのと同じです。
繰り返します。NHKの受信料とは、イコール、『法的根拠のある』税金です。先に述べたとおり、NHKは、ニュースにおいては、(全ての真実を報道しているかはさておき)冷静です。パニクるだけの民放各局より、また、下手に民間企業のスポンサーがいる分、うかつなことは言えない上、民放各局というのは、下世話で、下品な物です。まあ、いかな僕とて、NHKが、てっぺんからつま先まで、清廉潔白だなどと言うつもりは、毛頭ありません。実際、(特に韓国関係で、変にすり寄った)歪曲報道なんかも平気でしますしね。
が、しかし、極論ですが、『NHKなんていらない、民放各局で充分だ』と考えている人間は、僕から見れば、相当悪趣味です。くだんの政党創設者と、NHKの間に、過去にどんな確執があったかは、知りたくもないですが、『NHKは、税金で運営されている、まごうことなき、国営放送である』、という真実がある以上、いかに戯れ言を吠えようが、屁のつっぱりにもならんと思うのですけどねえ。ご苦労さんなことです。
程よく気分がまろやかになったところで、今日はこの辺で。んじゃまた。
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