かつての現役時代、東京で開かれた、業界交流会のパーティーで、ドラゴンボール芸人でいらっしゃる、漫才コンビ『BAN BAN BAN』の、山本“フリーザ”正剛さんと、名刺交換させて頂けたことが、細やかな自慢です（挨拶）。
と、いうわけで、フジカワです。どういう心理を表しているのかは、まるで分からないのですけども、『陸路（バス）で簡単にロシアへいく』という夢を、割とよく見る気がする今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて。昨日就寝したのは、夜の11時過ぎになってからでした。なぜそこまで夜更かししていたか？ は、ものっそいくだらない理由で、強烈な電波を受信して、まさしく唐突に、『ミニサイズのPCが組みたい』と思ったからなんですね。今、僕がメインで使ってるのは、ミドルタワーのマシンです。結構デカくて、デスク上の占有率が大きいんですよ。もっとちまこい（小さい）、一回りぐらいは小さいPCが組んでみたくなったので、ずーっと、Amazonその他を、検索しまくって、調べまくってました。
んが。一通り調べ終わったところで、ハタと冷静になりました。
- 置く場所がない。
- 空いてるコンセントがもうない。
- そもそも、用途がない。
- それ以前に、金があるはずもない。
必然性が、どこをどうひねくりこかしても、逆立ちしようとも、見あたらない。万が一、上記4つの問題点をクリアしていたとしても、やっぱり、『組む』行程だけが楽しいのであって、『その後』は、多分、途方に暮れるだけだと思います。
実は、この、『ミニサイズのPCを組みたい』と思う発作、年に一回ぐらいは、必ずあるんですよ。僕は、パソコンそのものと付き合い始めて、30年以上経つんですが、PC-9801（キュッパチ）の時代が終わって、DOS/Vマシンにシフトした、約25年ぐらい前から、ずーっと自作一筋で、ノートPCを除いては、『メーカー製のPC』というのを、買った例しがありません。今はもう、完璧に逆転現象が起きてると思うんですが、昔は、メーカー製のPCを買うより、自作した方が、ずっと安上がりだったんですよ。
後、やっぱり『必要に応じてパーツの追加や換装をしたい』と思うので、例えば、先月末に買った、おニューのノートPCみたいに、純正のメモリモジュール1つ外しただけで、速攻で『保証対象外』になるんだったら、保証なんぞ要らないです。“At your own risk”、つまりは、ハナから全部、自己責任である方が、ナンボかマシです。
もう一つ言えば、メーカー製のPCを買うと、余計なプリインストールアプリが（わんさと）入ってます。そんなもんは要らないので、『本当に必要なものだけ』入れられる方が、やっぱりいいです。
話は少し逸れるんですが、僕は、幼少期は、いわゆる『ガンプラっ子』、つまり、プラモデルを組み立てるのが、ものすごく好きでした。山と作って、自室の棚に、長らく飾っていたのですが、24年前の、阪神淡路大震災で、棚から落ちて、全部オシャカになったため、まるっと処分せざるを得なかったんですけどね。
ただし、手先が器用か？ と聞かれれば、全然そんな事はなくて、むしろ、僕は、超不器用です。前述のガンプラの数々にしても、『きれいに作れた』わけではなく、まさしく、『下手の横好き』レベルでしたし。
まあつまりは、『組み立てる』ことが、昔っから好きだったので、僕が自作erになったのも、ある意味、必然かと。
ちょっと思い出話をすると、あれは、まだ僕の父親が生きていた頃のことです。父も、主にネットで株取引をするために、自分のマシン、というのを持ってました。ところが、当時はWindows XPの時代だったんですが、マシンの動作がやたらと重く、父が購入店に文句を付けても、そこの店員すら、「原因が分かりません」と、さじを投げる始末で、父の不満は募る一方でした。
が、僕が試しに、スペックを詳細に見てみると、原因は、ただのメモリ不足でした。父のマシンに初期搭載されていたのは、ほんの256MB。XPが、ギリギリ動くレベルでしかなく、僕は呆れたものです。最低でも、倍の、512MBはないと、いかにXPと言えども、快適には動作しませんでしたからね。
早速、規格に適合するメモリモジュールを、詳しくメーカーに問い合わせ、父と交渉して、僕が代理で2GB分のメモリを買って、換装すると、当たり前のごとく、動作は見違えるようにサクサクになり、ようやく父の怒りも収まりました。そんな貧弱なマシン、かつ、父には一切無縁であろう周辺機器類が、わんさと付いていたマシンを、確か、当時の値段で30万円以上出して買ったらしいですから、父の買い物下手も、相当だと思ったものです。血は争えないもんです。ちなみに、父が死んだ後、そのマシンも処分したのですが、最後の検索履歴が、ズバリ『セックス』で、「最期まで枯れてないな、75歳！」と、妙に感心しました。
さあ、そろそろ意識が混濁し始めました。またしばらく、寝室で静養してきます。
んじゃまた。
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