今日の昼間は、ちょっと忘れてないかどうかのチェックのために、MOSのExcelの模試を久しぶりにやったんですが、案の定色々忘れてました(挨拶)。
と、いうわけで、フジカワです。「リボ払いを使い、かつ、残債をこまめに繰り上げ返済する」と、クレカ会社的には上客と見なされるのかどうかは知りませんけど、イオンカードセレクトの利用限度額(65万円!)が、いつの間にか全額リボ払い可能になっており、逆にそら恐ろしさを感じた月曜日、皆様いかがお過ごしでしょうか。
13時40分、郵便が来て、そして。
離職票が届いた。
昼飯を極めて適当に済ませ、枕で言った通り、人がExcelの模試と奮闘している時、郵便配達のカブの音がしました。
時間は、13時40分頃。なんか早いな? と思いつつ、郵便受けをチェック。すると果たして、社労士事務所からにはなってましたが、前の施設からの離職票が届いてました。
事前にざっと調べた限り、なんか離職にかかる失業手当の手続きは、16時前までに(ハローワークへ)行った方がいいらしい。
当然、ハロワまでのルートをNAVITIMEで調べましたらば。
じゃあもう、今日中に行こうと思い、「14時出発」で検索したんですが、中途半端な片田舎の悲哀か、1時間近く待たないとバスがないという結果。
じゃあと思って、一本前のルートを調べると! 13時53分発の便がある! うえあ、後10分!? それを逃せば1時間待ち!?
しかーし! 抜かりはなかったね!
こんなこともあろうかと、離職票に貼付する証明写真は、だいぶ前にプリントアウトしておいたのですよ! チャキチャキチョキチョキ切り抜き、手続きに必要な2枚を作って、離職票の要自筆欄をささっと埋めてカバンを用意。ギリギリで家を出ました。
そして、伊丹のハローワークに到着。意外な展開が。
まずは総合受付で用件を伝えて、障がい者用の窓口へ。
ここは、そんなに待たなくて済みました。窓口では、僕の希望する勤務形態が「パート」から「フルタイム」に変わったことと、通勤できる圏内を「バスで30分」から「電車で1時間」に変更してもらいました。
で。手帳のコピーを取られて、雇用保険の窓口への番号札を渡されました。
待ち時間の長さには、文句を言わない。
目的の窓口は3人待ちだったんですが、結構長かったです。途中、待ち時間の長さにキレるオッサン(無様の一言!)なんかをまろやかに眺めつつ、やがて順番が来ました。ここから、僕自身が「ええの!?」と思うような展開が待っていました。
自己都合なのに、給付制限がナシになった!
僕の離職票をチェックした窓口のおねーさんが言うことには。
離職票には、本人が自筆で具体的な退職理由を簡潔に書く欄があります。当初僕は、「訓練は十分と思ったので、スキルアップのために」と、前向きなことを書いたんですよ。
すると、窓口のおねーさんは「これだと、2ヶ月の給付制限が発生しますけど?」と言う。そりゃそうだ。じゃあ逆に、自己都合かつ超円満退職で、給付制限がなくせるのか? と思いました。
ら。続けて窓口のおねーさんが、「会社での人間関係が負担だった、とか、ありませんか?」と聞いてくる。
や、確かに、施設での人間関係は、一見円滑なようでも個人的にはしっくりいかなかった。なので、「人間関係も、遠因と言えるかも知れません」と、僕は答えました。
それでいいのか!? いいんだな!?
「じゃあ、そのように(該当欄を)書き直してください。そうすれば、給付制限がなくなりますから」
……は? それっぽっちでいいの? 言わば前の施設の(遠回しっぽい)悪口を書くことになるので、気が引けて「会社に事実確認の連絡とか、入れません?」と念を押したら、「しません」とのこと。
半信半疑で、「職場の人間関係に難しさを感じた」と、該当欄を書き換えました。
しかし、いいのか? 言わば『オフィシャル入れ知恵』だぞ!? とか思いましたけど、余計なことは言わない。
どうやら、これで本当に給付制限がなくなったらしい。
その後は、『給付制限がない前提』で、話が進みました。
まず、僕は手帳持ちの人間なので『就職困難者』にカテゴライズされ、失業手当の給付日数は、驚きの360日間。ほぼ1年間です。
もちろん、失業の認定を受けるためには『積極的な求職活動』が条件になってきます。これも前もって調べたんですけど、普通なら、「1ヶ月に2回」。
なのですが、これも僕が手帳持ちの人間だからなのか、「月に1回ずつでいいですよ」とのこと。しかも、認定日にハローワークを訪れて、その日に窓口で相談すれば、1回としてカウントされる、と。
ってことは、えー!? そんなウマい話が!?
僕が現在、少しでも転職活動を有利にするため、資格の勉強を(僕なりに必死に)やってるのは、皆様もご存じの通りです。
『武装』できるまで、自分から動くのはやめておこうと思ってたんですが、そうなると、いかに「資格の取得試験を受けること」も「求職活動」にカウントされるとは言え、そうそう長く給付は受けられないだろうと信じてました。
が! 「認定日にハローワークへ行き、窓口で1回相談するだけ」でOKなら、仮に上手い具合にMOSが2つ取れたとしても、(ハローワークへ行くのを忘れさえしなければ)まさしく腰を据えて仕事を探せるわけですよ。
で、失業手当はいくらもらえるのん?
ほぼそのままを、窓口のおねーさんに聞きました。
すると、試算してくれました。資格決定日が今日、16日の場合、『今日を含めた7日間』が、全離職者共通の『待機期間』です。これは僕も同じ。
で、初回の認定日(ハロワへ行く日)は、来月の9日とのこと。ですから、5月23日~6月8日までの17日間分が、初回の金額に。おねーさんが見せてくれた電卓の数字は、「あ、結構もらえるんだ」という額。
そりゃまあ確かにパートタイム労働でしたから、月々の給料もそれなりでした。ので、人によっちゃあ「雀の涙だ!」と思うかも知れません。
なお、実際の入金は、認定日から約1週間後だそうです。
確かに額は少ない。でも、ちょっと待った。
僕にそれ以外の収入源がなかったなら話は別ですけど、障害年金という柱があるので、事実上の純粋なプラスアルファに。
むしろ、次回の支給日の収支が、ちょっと足が出るので、親と交渉せねばと思ってたところですから、まさしくの「渡りに舟」。
手当の日額を教えてもらったんですけど、それに28をかけると、十分(僕的には)嬉しい金額に。
なお、雇用保険の説明会は、昨今の状況を鑑みてか。
まぁ、ご時世がアレだしね。
普通なら、資格決定日から初回の認定日まで、「雇用保険の説明会」ってのがあるそうです。
ただし、昨今のコロナ禍の状況を考慮してか、
- YouTubeで説明動画を3つ観る。
- 求職活動を1回やる。
この2つをクリアすれば、説明会には出席しなくてもいいとのこと。動画に関してはまさしくどうでもいい(ちゃんと観ますけど!)んですが、求職活動は、29日にMOSの試験を受けたことを証明できれば、それでOKということ。
まさしく「俺の手帳が火を噴くぜ!」状態に。
皆様に誤解しないで頂きたいのは。
障がい者、特に精神のそれの場合、日々の生活は、健常者の皆様が思っておられる以上にしんどいものです。
が。手帳を持っているだけで、こういう所でも優遇が受けられる。これは素直に喜んでいいんじゃないでしょうか。
いやー、各種占いでは、ここしばらくは散々な結果が出てるんですけど、そういう時期に限って、物事がいい方向に進むというアマノジャクっぷりを遺憾なく発揮してしまいました、今回も。
とにかく、これで安心だ。
月に一度ハローワークに行く手間は発生しますけど、今後は、資格の勉強、および職探しに全力を注げます。よきかな。
まとめと言うか、注釈と言うか。
僕が障がい者で、たまたま運がよかっただけ、ということも。
ですが、『自己都合による退職でも、交渉で会社都合にすることなく、失業手当の給付制限をなくすことができる』事が分かりました。
なので、まずは最寄りのハローワークの窓口で相談してみるのがよろしいかと。
『必ずできる』ことを保証するものではございませんので、その辺は、皆様もよろしくお願いいたします。
んじゃまた。
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