結果的に、なんかブームに便乗した格好に(挨拶)。
と、いうわけで、フジカワです。
(一応地元民であるがゆえに)幼少期小馬鹿にしていた山の逆襲を受けた気がする土曜日、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日のエントリは、「六甲比命大善神社へ行って来た!」とかいった話です。
続きを読むまずは昨日の
さて。昨日は、
「出雲大社へ行くのだ!」などと書かせて頂きました。
それはそれでいいのですが、発作的に決めたがために、収支計画が大幅にずれることになった。
とは言え、誤差の範囲とも言えるため、そこまで気にしないことに。
六甲比命大善神社へ!
とにかくという言い方も変ですが、今日は、かねてよりの予定であった、六甲山の「六甲比命大善神社」へ参拝してきました。
朝の9時30分に、自宅を出発。
まずは、阪急電車で六甲駅まで出て、そこから、六甲ケーブル下駅までのバスに。
六甲ケーブルに乗るのも、数十年ぶりです。
「交通機関なんだし、ICOCAが使えるんじゃ?」
それ、間違いでした。
紙の乗車券を、窓口にて、現金で買う必要があります。
写真のチケットは、ケーブルの往復と、六甲山上バスの乗り放題も含んでいます。
僕はそれでよかったのですが、その、六甲山上バスも、運賃を支払う場合は、現金のみです。
上から下るルートで
最寄りのバス停は、「アスレチックパーク前」です。
バス道をちょっと戻って、脇道に入って少し行くと、看板が。
ほほう、ここが入口か……と思ったのですが!
矢印の先は、どう見ても獣道。
大丈夫なんだろうか? と思いつつ、足を踏み入れました。
雲ヶ岩!
上から降りるルートだと、順番的に、「雲ヶ岩」が最初にあります。
どう考えても、人工的に加工されたとしか思えない、岩のオブジェ。
この岩の上に、紫の雲に乗った毘沙門天が降り立ったという言い伝え。
いわれを抜きにしても、ロマンがかき立てられます。
それはいいのですが、入口からここまで来る時点で、相当足場が悪い!
トレッキングシューズでなかったら、マジで危ない!!
普通のウォーキングシューズだったなら、滑って転ぶ自信がありました。
拝殿! おや?
さらに降りる……が、「またまたご冗談を」というレベルの急勾配!
山道には、手すり(と言っても、パイプを渡してあるだけ)があるのですが、ないと困るほど。
もう、一歩ずつ確かめながら降りていって、拝殿へ。
すみません、ちょっと暗かったです。
が。その拝殿の前に、何やら数人。
見ると、3人ほどの参拝客が、神社の由来等について、どなたかの説明を受けていらっしゃる様子。
観光ガイド? なわけない……と思ったら、どうやら、この神社を管理している方のご様子。
拝殿前には机が出され、お札や御朱印(書き置きタイプ)などの授与品がずらり。
事前に仕入れた知識では、拝殿内にて、無人での授与だったはず。
……秋の観光シーズン&なんか今、スピリチュアル界隈で、御祭神の「瀬織津姫(せおりつひめ)」がブームになっているらしい。
クハァシ! 結果的には、俺も便乗者n号に!
「すみません、御朱印とお神札を頂けますか?」
「2つで1,700円です」
「アッハイ」
……書き置きタイプの御朱印に、その場で、今日の日付を入れてもらえたのが良かったです(そこか)。
その後、写真を撮りそびれたのですが、拝殿の脇から、奥の祠に入って、お参りしました。
仰臥岩が見あたらない!
拝殿を後にして、さらに山を下る。
つか、やっぱり一歩ずつ確かめながら歩かないと、非常に危険。
事前にYouTubeで観た、「仰臥岩」。
案内板はあったのですが、なんか見あたらない。
うろうろしているうちに、一瞬、前後左右が分からなくなりました。
なんせ、携帯の電波すら届かない、山の中です。
僕が大いにヒヤッとしたのを、お察し頂ければ。
心経岩!
「仰臥岩」を探しているうちに、「心経岩」にたどり着きました。
巨石に、般若心経が彫られています。
もっとも、現在のものは、大正時代に再建(?)されたものとのこと。
ただ、すんげえスケール。
この時は、まだ分からなかった。
これが、ほんの前フリであったことを……。
御神体!
そう言えば、御神体がどこにあるのか? は、どこにも案内がない。
「あるぇー?」と思いつつ、周辺をウロウロ。
……迷わないかどうか、めっさ不安だったんですけどね。
気が付いたら、御神体の磐座の前にいました。
変なアングルですみません。
しかし、逆にここまでしか近寄れなかった。
超巨大な、ウサギの形の磐座。
圧巻のド迫力。むしろ、圧。
真面目な話、この御神体を前にすると、なぜか、めまいを起こしたようになり、卒倒しそうになりました。
御神気に当てられたのか? それは分かりません。
ただ、まさしく絶句モノでした。
引き返せない!
帰りは、元来た道を戻るつもりでした。
さらに、もう一度「仰臥岩」を探したかった。
が! はっきり言って、無理!
道が険しすぎるから!!
険しさをさておけるにせよ、勾配のきつさが半端ない!!
山になれていない、インドア派なめんな!?
登るよりも、降りる方が「まだ、いくらか」マシに思えたため、そのまま降りることに。
結局、車で参拝する人が、下から向かう所から、出ました。
バス停までは、500メートルほど歩きましたが。
よい眺め!
ケーブル上駅までバスで戻り、ふと横を見ると、とてもいい景色が。
遠くに見える人工島は、六甲アイランドです。
そして、ごめんよ、六甲山。
あなたは立派な山でした。
舐めプしていたことを、謹んでお詫び申し上げます。
腹が減った!
時間は昼を回っていました。
腹が減っていたのですが、阪急六甲駅前には、なんか飲食店が少ない。
その代わり、JRの六甲道駅なら、結構あるらしいのですが。
面倒だったので、パッと目に入ったサイゼリヤへ。
デカンタワイン! からの……
モッツァレラチーズのピザ、ボロニアスパゲティ、辛味チキン。
美味しゅうございました。
最後は、思い出の場所へ
阪急六甲駅から、2駅戻って、阪急岡本駅で下車。
駅前にある、大学時代の、思い出のカフェへ寄りました。
このカフェ、今どき珍しく、1階席が全席喫煙可能だったりします。
ともあれ、30年前と変わらぬ佇まいで、今なお店をやってくれているのは、懐かしく、嬉しいものです。
撤収!
そして、帰ってきました。
いや、近場とは言え、疲れましたよ。
つうか、先に述べたとおり、山をナメていると、ひどい目に遭いますね。
巡るべき場所を全て見られなかったのが、今になって、大変悔しい。
ので、出雲大社へ行く前に、リベンジしたいと思いました。
ああ、アラフィフの体力。
んじゃまた。
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