どうも。フジカワです。さっきまで、備蓄の井戸水が切れたので、阪急伊丹まで出て、老松酒造本社の『丹水』汲み場まで行ってたのですが、今日はちょうど、『伊丹まちなかバル』というお祭りの真っ最中で、大変賑わっており、人混みの中に出るのが難しい精神状態である、今の僕には、ぶっちゃけ、苦行に等しかったです。
続きを読むでもって、タイトルの話。帰り道、喉が渇いたので、家まで帰る途中にある自販機で、缶コーヒーを買いました。皆さんもとうにご存じだとは思いますが、最近は、100円や、110円の自販機が増えてきました。むしろ、律儀に正規の値段を付けて売っている自販機の方が、少数派です。
これを、『増税へのアンチテーゼだ!』とか、『デフレの象徴だ!』 と言う人々がいますが、僕は全くそうは思いません。なぜか? 100円でもやっていけると言うことは、それだけ、缶飲料全体の、原価が安いって事じゃないでしょうか? それに、消費税というものが導入されて以降、税率が上がる度に、値段は10円ずつ上がっていきましたが、これもおかしな話です。
普通に小数点以下のかけ算が出来れば、万一出来なくても、電卓の一つでもあれば、100には、1.1(つまり、プラス10%)をかけない限り、110にはなりません。これの意味するところは、消費税率が10%になって初めて、110円が缶飲料の適正価格だ、ということです。
要は、増税にかこつけて、便乗値上げしてただけでしょう。そりゃまあ、世の中、一円玉や五円玉を扱える自販機がない、という、機械の仕様的問題があるにせよ、なぜ、増税の度に10円ずつ上げたのかが、冷静に考えると、理不尽に思えます。
多分、消費税率が10%に上がっても、缶飲料の値段はそのままでしょう。原価の問題もそうですが、いかに缶飲料全般が、美味しくて手軽でも、みんな、缶飲料『ごとき』に、130円も、まして140円も払いたくないのが、本音のところだと思います。
缶入り飲料と言えば、かつての僕は、珍しい物が出ると、率先して試飲してました。一瞬で消えましたが、あのコカコーラが、缶入りの『おかゆ(梅かつお味)』を出していたり、伊藤園が、『味噌汁(なめたけ入り)』を出したりしてました。おかゆはぶっちゃけ不味かったですが、味噌汁は意外と美味しくて、短期間で消えてしまったのが、ちょっと残念でした。
あと、地味に好きだったのに、なくなって悔しかったのが、大塚製薬の、ドリンクタイプのカロリーメイト。好き嫌いが真っ二つに分かれる味でしたが、僕は好きな部類で、『腹の膨れる飲み物』として、重宝してたんですけどねえ。
今この瞬間も、飲料メーカー各社は、新製品の開発の真っ最中でしょう。次はどんな商品が出てくるのかと思うと、ちょっとワクワクします。自販機とは、エンターテインメントマシンでもあるのだなあ、と、僕なんかは思います。
余談ですが、これはかなり昔に聞いた話として、外国人から見れば、これだけ日本の街中に自販機が溢れているのが、不思議だそうで。なぜかと言うと、『自販機が街中にある=金庫がそこら中にある』のと同じ事で、よく、強盗の被害に遭わないなあ、という事に感心するそうです。そりゃまあ、国内にも、『自販機荒らし』という窃盗犯はいますが、その数は少ないはずです。自販機の多さ=日本人の良識の象徴なのです。治安の良さの象徴、とは、最近は悲しくも言えませんけどね。
んじゃまた。
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