ふむ。わが親にも、見くびられたもんだ。

さて。タイトルの話を。このネタは、元々、Facebookの方にだけ書いていたのですが、特に秘匿性のあるものでもなし、こっちでも書いておきます。

僕の母親は、現在80歳です。そのせいか、最近、『自分が死んだ後の話』を、よく僕にします。んで、近頃のニュースで、芸能人が麻薬をやって捕まるというのを、割と見ます。その度に、腹が立って仕方がないのが、親が、いずれ僕も違法薬物に手を出すと、半ば決めつけていることです。

確かに、今の僕は、お世辞にも裕福とは言えません。ただ、親の死後、それなりの遺産を相続することになっているので、親は、僕がその金を遣って、危ないクスリに手を出すと、相当の確率で思っているのです。

率直に言って、これほど見くびられているとは思いませんでした。いかに相手が、大恩ある母親でも、ちょっとひどいと思います。依存性のある薬物に準ずる物なら、日々のタバコで充分事は足りてますし、僕は、（このブログなども含め）『物を書いている』と、脳内麻薬が出て、充分に気持ちよくなれます。加えて言えば、精神を病んでいるせいで、今の僕は、毎日、大量の向精神薬を飲まないと、やっていけないのです。悪い言い方をすれば、既に僕は、中毒者に等しいわけです。

そんな状態で、追加で、大抵がバカ高い、違法な薬物が欲しくなる理由が、どこにあるでしょうか？　ないと思いませんか？　もし、どうしても、ラリパッパな気分を味わいたければ、思いっきりきついタバコ、一番手軽なのは、両切りピースでも吸えば、いわゆる『ヤニクラ』状態が味わえます。それ以上は必要ありません。

クリエイティブな職種の人間が、インスピレーション不足に悩んで、その手のクスリに手を出すのは、まあ分からんでもないですが、今の僕は、ただの無職の障害者です。オマケで言えば、夢と現実の境目が曖昧な今、僕は、常にラリってるのと、さほど変わらないわけです。天地神明に誓って言いますが、ライターとして現役で書いていた15年以上の間も、今も、そしてきっとこの先も、法に触れる薬物が欲しいと思うことはなかった、あるいは、ないです。

なるほど、僕のメンタル面は、豆腐のように脆いです。ただ、くどいようですが、違法薬物で逃避したいとは、ミジンコの目玉ほども思いません。いかな豆腐メンタルでも、そこまで脆くはないです。

第一、たかが一瞬の快楽のために、バカ高い金はともかくとしても、逮捕されるリスクを犯す根性は、僕にはないです。小心者ですから。

万が一にも、僕が違法薬物に手を出したら、それはもう、精神的自殺行為です。どれだけ世をはかなんでいようとも、それだけはすまいと思います。

言いたいことは全部書いたので、んじゃまた。