粉砕バットと要約力。あと、今さら過ぎる、痛切な懺悔。

日記
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事前に、社労士の先生に、めいっぱい釘を刺されたのは承知しており、かつ、根拠も何もない、お花畑的楽観論なのですが、なんか、先月に申請した、障害年金の額改定請求が、通りそうな予感がしてます(挨拶)。

と、いうわけで、フジカワです。親が、スマホの『SMS(ショートメッセージサービス)』と、Twitterなどの『SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)』の違いを、いつまでも理解出来ない様子だったので、おもくそ大雑把に、「手紙を出す(連絡手段)ことと、宴会(交流の場)に出ることは、同じか?」と問うてみたら、やっと理解が得られました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて。毎日の恒例ですが、昼間のエントリ更新後、ついさっきまで、ひたすら横になってました。ただし、今日は珍しく、『比較的』早くマシになったと言うよりも、やはり『後ろの何か』に急かされて、本日2回目の更新です。

で。タイトルの話を。『粉砕バット』が通じるのは、多分、僕ぐらいの年代以上だと思います。元ネタは、ゆうきまさみ先生の、『究極超人あ~る』なんですけどね。んで、なぜこのタイトルを付けたかは、『クリエイターに必要な能力』について、書きたかったからです。

前述の親への説明のように、『分かりやすく』、なおかつ、特に、なにがしかの企画を立てる場合に、すごく重要なんですが、『骨子を端的(一言か二言のそこら)に要約する』という能力が、僕は重要だと思ってます。

まあ、これについては、僕も全然威張れなくて、例えば、あるドラマCDのお仕事を受けた際、(こちら側で考えた)大まかなストーリーが、口頭で端的に説明できず、ちょっと相手先に、迷惑をかけたことがあります。

ただし、この『要約力』、思いの外に、超重要です。なぜかと言うと、『要約できない』と言うことは、『ストーリーに、一本の芯が通ってない』ということであり、そんなもんを書いたところで、受け手側が、『面白い』と思ってくれるはずがありません。

もはや、『後悔先に立たず』の典型ですが、僕が企画から携わって、全部のシナリオを一人で書いた、あるタイトルも、その『芯のない』最たる例で、僕は、全身全霊を出し切って書き上げたんですが、まるで売り上げは振るわず、世間的には『地雷』の烙印を押されました。

それに限らず、僕の現役時代は、徹頭徹尾、『勘違い』が治らないままでした。そうです。『エロゲシナリオそのもの』について、ある『根本的な勘違い』をしていて、それのせいで、仕事を干されてしまったんですが、その『原因』に気付いた時には、もう全てが遅かったという。

その『勘違い』とは? ズバリ、『ユーザー(プレイヤー)は、“女性側から”モテたがっている』という思い込みです。なので、一部を除いては、僕の手がけた過去のシナリオは、『ヒロイン側から告白される』というのが、ほとんどです。

これ、まるっきり逆ですよね? ユーザーは、『自分の側から、“能動的に”ヒロインを好きになって、恋愛の疑似体験がしたい』わけですから。旧ブログでのコメントでも頂いたのですが、『フジカワは、自分の欲望ばかり書いている』とバッサリ斬られました。が! 真相は違うんです。『エロゲのシナリオそのもの』に対して、根底から勘違いしてただけなんです。

他人の書いたシナリオを読むなり、他のタイトルをやるなりして、いくらでも『気づき』のチャンスはあったはずなんですが、見事なまでにスルーしてました。一番のキッカケは、某シナリオ学校に通って、『シナリオの作法』を、基礎から勉強し直して、そこで教わった『ドラマとは? という、あるシンプルなキーワード』を教わった後で、やっぱりもう遅かったです。

いやはや、関係者や、かつてのユーザーなど、全ての人々に、「申し訳ありませんでした」と、全方位ジャンピング土下座するほかありません。そりゃあ、某巨大掲示板で、僕に、『地雷製造機』のレッテルを貼られるはずです。

ただしまあ、業界から完全に干され、僕自身からも、ストーリーテリング能力や、エロシーンを書く能力が、すっかり失われた今、全ては『今後に活かしようのない過ち』でしかないのが、歯がゆいことこの上ないです。もしも過去に遡れるなら、調子こいてた現役時代の僕に、小一時間説教してやりたいです。んなことは不可能ですけど。

せめて懺悔だけでもしておきたくて、ちょっと書いてみました。ミスター覆水は、お盆に実家に帰らなかったのであり、全部手遅れ。仮に、近いうちに、何かの奇跡が起きて、この精神の病が全快して、仕事ができるようになっても、もはや無駄です。なんかもう、情けない話すぎて、我ながら泣けてきますよ。

吐き出したいことは全部書いたので、また寝室へ戻ります。

んじゃまた。

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