今でもあるのかどうかは分かりませんけど、駅の売店で売ってる、風俗情報紙では、ヘルスなんかの無料券が当たる懸賞をやってるんですが、あれ、結構狙い目で、昔の僕も、軽い気持ちで応募したら、あっさり当たって、割といい思いをしたものです(挨拶)。
と、いうわけで、フジカワです。今日の夕食が、レバニラ炒めだったので、先日来より感じていた肉欲が、ひとまず収まりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて。断捨離の話の続きです。相当古いDVDケースの中を改めてみると、個人的に、ものすごーーく処分に困る物が出てきました。何かというと、『完成直前で、なぜか発売中止にされてしまったタイトルの、音声データディスク』です。20年前の、名古屋勤務時代、僕が、企画兼ディレクター兼シナリオライターとして、1本作ろうとしたんですよ。
シナリオは全部上がり、CGも上がり、音声収録も終わり、後はプログラミングだけだ、と言う段階で、僕が悪かったのか、あるいは、他の外的要因があったのかは、正直今でも不明なのですが、上層部から発売の中止が決定され、結果、僕はその責任を取って、会社を辞めざるを得ませんでした。履歴書上は、『一身上の都合にて』となってましたが、事実上のクビであり、当時の社長から、「お前の経歴に傷が付くだろ?」と言われ、『会社都合』ではなく、『自己都合』での退職に『させられた』わけです。
その時は、あまりにあっけなく、と言うか、いろんなトラブルが、主に外注さんとの間であったことは認めるにしても、『発売中止に至った本当の理由』が、まるで分からないまま、文字通り全身全霊、サービス残業とサービス休日出勤を山ほどして、渾身の一作と言ってもいいぐらいのタイトルを、闇から闇へ葬られたわけなので、『茫然自失』というのが、一番しっくりくる表現でした。
まあ、今となっては、事の真相は、20年も経ったわけですし、もうどうでもよくて、「多分、僕のせいだろうなあ」程度に思ってるだけですが、あの時の事を思い出す物が出てくると、やっぱり気分は複雑です。あ、一応念を押しておくと、もし、当時の関係者の方や、真相を知る方が、ここをご覧だとしても、わざわざコメントやメール等で教えて頂く必要は無いですからね?
で。なぜこんな話を書くかというと、ズバリ、『書きながら、心の整理を付けている』からです。持っていても、顧みることもなければ、どこに使えるわけでもありません。中には、声優さん達の、申し分ない芝居の数々が詰まってるわけですが、やっぱり苦い思い出でしかない、もはや、役に立たない円盤です。
今、僕が、断捨離しているのは、まあ若干格好つけて言うと、『過去の清算』でもあります。いい思い出は、できるだけ残す努力をしてますが、そうでないものは、バッサリ処分していってます。そして、くだんの音声データディスクは、明らかに後者です。ぶっちゃけ、『ある』だけで、切ない気分になるので、もうとっとと裁断処分しましょう。
で(2回目)。今日の昼間にあったことは、親がとうとう、年賀状の宛名面を、手書きにすることを諦めたため、僕のタスクが発生し、親の住所録作成を、せっせとやってました。とは言え、ほんの33人分だったので、小一時間で終わりましたけどね。入力後は、住所の一覧表を、いったん出力して、データに本当に間違いがないか、親本人のチェックを受けて、OKが出たので、さっくりと印刷実行。終了アンド納品で、完了です。
その後は、やっぱり、寝室でぐったりしてました。『存在することそのもの』への、どうしようもない疲労感は、どこまで行っても拭えません。話は枕に戻るんですが、かろうじて性欲はあっても、じゃあいっちょ、ソープにでも行くか! なんて気には、到底、一切、なりません。そもそも、外出自体が困難な身に、どうやって、自宅から、バスと電車で1時間以上かかる、神戸(の福原)まで行けと?
さて。なんのかんので、今日も暮れて行きます。息を殺して、あと2週間と2日乗り切れば、少しいいこと(年金の支給)があって、後はもう、年末まっしぐらです。この時期は、元々嫌いなテレビが、たいへんどうでもよろしい、いわゆる『おせち番組』を連発するので、目に入るだけで気が滅入るんですけど、耐えるほかはなく。
んじゃまた。
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