自慢にもなんにもなりませんが、僕の母親は、典型的な「物を捨てられない人間」です。何十年も昔の、全く使わない電子レンジとか、老い先短い人生の中で、いつ視聴するのかまるで不明なVHSのビデオテープの山等々。大から小まで、見ているこっちがイライラするんですけど、厄介なのは、本人が超頑固で、自分の意見を譲らないことです(挨拶)。
と、いうわけで、フジカワです。「無心でできる、単調作業の繰り返し」と、「社内では、僕を含めて3人しか経験がない、大変難しい(厳密には、神経をかなり使う)作業」とは、どっちのほうがいいんだろう? と、割と真面目に悩む水曜日、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて。その水曜日の勤務が終わりました。今週は、土曜日含め、後3日です。「うきいっ!」と発作的に猿になる程度には疲れてるんですけど、あえて考えず、やはり1時間毎の積み重ねを、後4×3で12回繰り返せばいいのね? と思うことにしました。
で。タイトルの話なんですけども、家の近辺をうろつく(例えば、コンビニやドラッグストアに行く、ポストに寄る、など)場合、まさか僕も、ご丁寧にスニーカーを履きません。
家には、ありふれたゴムのサンダルが一足あるんですけど、これ、女性向けなのか、つま先の方が細くなっていて、男の僕が履くと、微妙に足が痛いのです。
じゃあ、ダイソーなりで、もう1足買うか? と思ったんですけど、安くても、もったいない。そこで、電波を受信しました。「そうだ、下駄を履きたい」。
記憶が定かなら、亡父が持っていたはず。母親に聞くと、当たり前のように、保管してある、とのこと。早速、出してもらいました。
今日の帰宅後、ちょっとポストへ寄る用事ができたので、いざ履いてみました。しかし、亡父の足のサイズに最適化されているせいか、鼻緒の寸法が、微妙にきつい。慣れるかな? と思いつつ、とりあえずズレがないようにきっちり履いて、家を出ました。
カコン、カロン、カコン、カロン……と、ノスタルジックな音を立てつつ、歩きました。ベーシックな二本下駄ですけど、姿勢を保つには、わずかに、気持ち程度、バランスを取る必要があり、自然と歩幅も小さく。
これで「走れ」と言われたら、今のところは、まず無理です。ただし、昔の人の知恵なのか、もしかしたら、理にかなっている履物なのかも? と思いました。
47歳+下駄=どっからどう見ても、立派なオッサンです。本当にありがとうございました。これでバイクに乗ったら、(「龍虎の拳」の)リョウ・サカザキだよなあ、とかね。覇王翔吼拳を使わざるを得ない! なお、「覇王翔吼拳」がデフォルトで一発変換できるGoogle 日本語入力は、いい感じに鍛えられています。
で。大概しつこい話なんですが、やっぱり小説の件。今朝の朝一番から、割と強めの電波を受信し、「省略した箇所を、うまいことねじ込めるのでは?」と思いました。
要は、文章の体裁(改行等)を一部変更して、余白を作り、そこに、割愛したエピソードを、コンパクトにまとめて挿入しようというわけです。
レッツトライ。トライアンドエラー。しかし、成功! ほんの11行程度の追加だったんですが、あるのとないのとでは、かなり違うな、という実感が。うん、やってみるもんだ。
なお、その作業を出勤時間のギリギリまでやっていた上に、折り悪く家を出た時だけ雨がひどく、レインコートを着ても服は濡れるわ、危うく遅刻しそうになるわで、大変でしたよ、まったく。おまけにその雨、終業して帰る頃には、ぱったり止んでましたし。なんなんだ。
原稿の総枚数は、やっぱりの150枚ちょうど。150ページ目のラスト34行目に、「終わり」の文字。今度こそ、もう無理。いじれない。寝かせるしかない。OK?(鏡を見ながら)
とりあえず、バックアップを取って、もうええかげんにせえよ、と言いたい。自分に。今日の時点で、改稿作業を始めてから、1ヶ月と11日。控えめに言っても、電撃大賞に出したバージョンとは、ほぼ別物です。ドラスティックどころの騒ぎじゃねえですよ。どんだけ、ない頭をひねくりこかしたか。
まあ、そんな「過程」なんてもんは、選考においては、何らの意味もないのですが。単に、思い入れだけで生きてるような身としては、なんとか引っかかって欲しい、と願うだけです。
さあて、今週の休みは日曜日だけですが、次の週の5日勤務を乗り切れば、3連休&飛び石連休です。別に文句もないですし、コツコツと。
んじゃまた。
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