お菓子のおかしな悪あがき。(雑記)

日記
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疲労感が時間差で来る当たりに、いかんともしがたい年齢を感じます(挨拶)。

と、いうわけで、フジカワです。産まれてから死ぬまで、絶対的に隙がないほど『お行儀のいい人間』なんてのはまず存在してなくて、もしいたならば、その人には自我がなく、他人の操り人形でしかない、というのが僕の持論なんですけれども、間違ってますか? と問いたい春の夕方、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて。あまり膨らませられた話でもないのですが、ちょっとさっき思ったことを書いておきます。今日、午後のおやつに、炭酸せんべいをかじっておりました。それはいいんですけど、外袋に、『オリゴ糖入り』と書いてあり、そこに違和感を覚えまして。

また、かなり前の話ですが、マシュマロを食っていた時も、その袋に『コラーゲン入り』と書かれており、やっぱり違和感を覚えました。

なぜか? それは、それらのお菓子達が、あたかも『健康にいい』かのように装っているからです。今日の炭酸せんべいにしろ、先日のマシュマロにせよ、一袋食っただけで、必要十分なオリゴ糖、ないしはコラーゲンが摂取できるはずもありません。特定保健用食品(トクホ)の認定でも受けてるなら、また話は変わってきますけど、たかが駄菓子に、そんなわけはない。

要は、『毒ばっかりじゃありませんよ』という、極めて当たり前の自己主張をしているだけに過ぎず、駄菓子は、どこまで行こうが駄菓子です。

まあ確かに、お菓子の類なんてのは、いろんな人(例えば、ダイエット中の人や、僕みたいな糖尿病患者など)から目の敵にされてる物ですが、だからと言って、『食って健康に寄与するお菓子』なんてのは、まず存在しないわけで。

健康ブームの昨今、そうでもしないと売れないのかも知れません。しかし、嘘はついてないにせよ、ちょっと引っかかりが拭えないのも、また事実でございます。

繰り返しになりますが、お菓子の類は、チープであればそれだけ、身体にはよくないかも知れません。でも、それがどうした? って話でもあります。

前振りとして述べた、『徹頭徹尾、お行儀のいい人間』なんぞいないのと同じで、生きていて物を食う以上、ある程度の有害な物を摂取してしまうのは、避けられるはずもありません。この世に、産まれてこの方、青色一号を始めとした、合成着色料を摂取したことがない人がいますか? 化学由来の香料、調味料もしかりです。

何度となく言ってますけど、現代人の、『さえすればよし』という、安直な近道を必死に探す姿勢に、無駄に迎合しているように思えます。

なるほど、いかなるロングセラー商品も、時代背景に合わせて、売り方を工夫する必要はあるでしょう。ただ、やっぱり僕には、大好きですけど、あえて言うと『たかが駄菓子』が、凄く滑稽な悪あがきをしているように思えます。

身体にいい物だけを摂りたい、一般消費者の心境もあるでしょうが、そんな都合のいい食生活なんぞ、まず送れないでしょう。厳格に自己管理している、アスリートの皆さんとかなら、別かも知れませんが。

僕如きが言ったところで、これら駄菓子の悪あがきは止まらないでしょう。スルーすればいいんですけど、なんか、一周回って、メーカーの人も大変だなあ、と思ってしまいます。

身体に悪いものは美味しいんです。そして、世の中、素人判断でキノコ狩りで取った毒キノコでも食わない限り、一般的に売られてる物を(普通に)食って、死ぬ道理がないんです。

世間一般の人々が、健康に生きたいのは結構ですが、だからと言って、1ミリでも身体に悪い物は排除する、というようにしか思えない、今の風潮が、やっぱり僕にはおかしく思えます。お菓子だけに。

んじゃまあ、書きたいことは書いたので、今日はこの辺で。

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