シルベスタ・スタローンの大群がいたとして、彼らが組体操でいくつもの山を作れば、それを『ロッキー山脈』とは呼べないでしょうか(挨拶)。
と、いうわけで、フジカワです。晩飯時に、国営放送のニュースをBGVにしていたのですが、昼間のエントリに関連する話題として、護憲派の言い分が、まるで「憲法を変えれば、日本の自由と平和と民主主義が、たちまちのうちに失われる」と言わんばかりで、「んなわきゃねえだろう!」と、全身ツッコミを入れたくなったのですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて。タイトルの話なんですが、飽きも懲りもせず、僕の所には、毎日かなりの数のスパムメールが来ます。ただし、どいつもこいつも雑すぎて、やる気があるのか問いたくなります。例えば、ついさっき来たメールなんかは、こうでした。
- Amazonを装って、『あなたのアカウントが異常です!』というタイトル。
- ただし英語。
- メールアドレスも偽装してない。
- 僕がAmazonに登録しているメールアドレスとは、違うアドレスに来る。
いや、どこをどう信じろと? ここまで来ると、ナメられているというか、別のベクトルでムカついてきます。仮にこのうさんくせえ英語のメールに記載されている、偽サイトに律儀にアクセスして、パスワード等を入力する『日本人が』いれば、「ちょお待ったれや」と、思わず素の神戸弁でツッコミたくなります。
ここでおさらい。フィッシング詐欺メールを見分ける方法は、結構簡単です。チェックするべきは、下記の通り。
- メールアドレスをよく見る。
- 仮に送信元をきっちり偽装していても、ほぼ間違いなく、言葉遣いがおかしい。
- 誘導させようとしているアドレスが、絶対に違う。
「1.」は、まあ基本です。送信者名を偽れても、送信元アドレスを偽装してくるのは、ごくわずかですので。
「2.」は、以前も触れたかと思うんですが、まともな企業なら、不要に顧客の不安を煽ったりしません。タイトルに感嘆符(ビックリマーク)なんかは使いませんし、本文中にも、誤字脱字がある場合がほとんどです。
ちょっと笑ったのが、実際に、(かなり昔ですが)僕の所に、銀行を装ったメールが来たのですが、本文中に「貴様の~」と書かれておりました。普通に考えて、銀行がそんな無礼な言葉遣いをするわけがありません。これは多分、発信元が海外だからでしょう。
それはまあ極端な例としても、じっくり本文を読めば、『企業が顧客に送るビジネス文書(メール)』としては、どこかしらがおかしいです。これは、Facebookの方で、知り合いから聞いた話ですが、Amazonプライムの更新手続きを装ったメールが来て、送信元も偽装され、ロゴも入った、きちんとしたHTMLメールだったそうです。ただし、『プライム』が、『プライムイム』と書いてあって、ああ、やっぱり詰めが甘いなあ、と思ったものです。
「3.」は、ネットのドメイン名が、固有のものであることが分かってれば、詐欺師が本家と同じドメインを取得できるはずがないので、絶対に違います。まあ、“Amazon”を“Amaz0n”(数字のゼロ)とかにするような、姑息なことをしてきますけど。
僕が使ってるビットコインの取引所である『GMOコイン』も、本家のドメイン名は、“coin.z.com”ですが、“coln.z.com”と、遠目では判別しづらい、”i”と”l”を変えただけ、という大変まぎらわしい偽サイトがある、しかも、Yahoo!の検索でヒットする、と、ある日注意喚起のメールが来たぐらいです。今はもう、その偽サイトもないようですが。
ただし、総じて全員、やっぱり詰めが甘いのは事実。どうか皆様も、怪しいメールには十分お気を付け下さい。費用を掛けないで出来るお勧めの対処法は、『場合(シチュエーション)によって、自分のメールアドレスを複数使い分ける』事だと思います。一番固いのは、プロバイダメールと、Gmailの併用ですね。Gmailのスパムフィルタは結構容赦ないので。たまに誤検知しますが。
宗教上の理由等で、Gmailは使いたくない! という方でも、Yahoo!を初め、各種ポータルサイトは、登録すれば、大抵無料のメールアドレスをくれます。使わない手はないでしょう。
別に遭遇したいわけではないですが、判断に迷うぐらいの精巧な詐欺メールというのがあれば、試しに見てみたいもんです。
スパマー滅ぶべし。とにかく、『一歩立ち止まる』のが重要です。
んじゃまあ、今晩書きたいことは全部書いたので、この辺で。
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