「ザギン(銀座)」とか「シースー(寿司)」とか、業界人は無駄に気取って言葉の順序を入れ替えますけど、「ウンザリ」を「ザリウン」とは言いませんよね(挨拶)。
と、いうわけで、フジカワです。近畿地方は雨が降ってるせいで、自然と気分も沈みがちになる日曜日、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて。タイトルの話なんですが、今日の午前中「これでラストにしよう」と思い、懸賞小説の原稿を読み直しました。んで、後1箇所だけ直すべきところを見つけられたので、そこを修正しました。
で。もう気分的にはぐったりと言うかウンザリと言うか、平たく言えば「もう嫌だ」になりました。ので、さくっとPDFに出力し、電撃文庫の応募フォームから送信完了。無責任っぽく聞こえもしますが、あとはもう知りません。
天下の電撃文庫、つまりあまたあるラノベの賞でも、ダントツの応募数と競争率を誇るところです。狭き門であることは重々承知してますが「土俵に上がらずに相撲が取れるか?」って話でもあります。
それに、前も書かせていただきましたが、いったんプロの編集者さんにダメ出しを食らったあとでの改稿版です。ちっとぐらいはマシになってないと、何のために1週間とは言え、文字通り必死になって直したのかってことですよ。ただしまあ、「僕が納得してること」と、「第三者の評価」がまるっきり別なのは当たり前ですけどね。
やー、しかし、区切りがついてホッとしました。なんせ、改稿作業中の生活サイクルはグチャグチャでしたからね。何回徹夜しかけたことか。僕自身のメンタル面を冷静に俯瞰すると、どうあがいても褒められない。
もっとも「過程」なんかは、先方さん(編集部)の知ったこっちゃない話です。プロの世界ってのは「結果」が全てですからね。必死になって当たり前、手なんか抜いた日には、その時点で話になりません。まして仮にデビューしようもんなら、「面白い作品をコンスタントに作り続けられて当然」というのが基本です。
改稿した作品が、どこまで行けるかはわかりません。真面目にデビューを目指してる他の方には悪いのですが、(甘く見ているつもりは毛頭ないにせよ)「ちょっとした腕試し」ですからね。僕の場合。ただまあ、曲がりなりにもMF文庫では一次を突破したんですから、洟も引っ掛けられないなんてこたあないと思いたいですけども。
さて。今後ですけど、今日は1日ちょっと休んで、週明けからは先日話題に出した短編の続きを書こうかと思ってます。締切は来月10日ですから、だいたい残りは19日間。「仮に」1日1ページ書けたなら、まあギリギリ間に合うかな? ってところです。
ただし、あくまで「予定」ですから、実際にどうなるかは全く不透明なんですけどね。あんまり気張りすぎると、後で絶対ツケが来ますから、まあ程々に。
サッカリン1トン一気飲みするより甘い考えですが、電撃文庫の場合、4次選考を通過すれば(最終選考に残れば)、担当編集者さんが付きます。また、賞外であっても「拾い上げ」でデビューできることもあります。
が。そんな先の話を考えても、何らの意味もないです。はい。小麦粉1粒よりも無意味です。なんせ、約5,000本の応募作品があるんですから、よーっぽど光ってる箇所がないとダメでしょう。
要するにアレですよ。「僕は」ベストを尽くしたんですから、もうどうしようもないです。忘れることは無理にしても、気に病みすぎると自滅するので、「おらしらね」ぐらいでちょうどいいんじゃないかと。
んじゃ、今日はこのへんで。
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