順当なるサザエさん症候群。そして、太宰の『美男子と煙草』&『桜桃』を読了。(日記)

日記
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いったん喫煙を再開したならば、「シャグが200gで2ヶ月持つ」というのは、大変甘い考えであることに気付きました(挨拶)。

と、いうわけで、フジカワです。「ポイント+0.5倍」にホイホイ乗って、次にシャグを買う時は、やっぱり楽天市場のスマホアプリ経由で買おうと決めて、その前提で収支計画表を見直したりする日曜日、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて。日曜日の夜が暮れていきます。明日明後日と仕事に出れば一息は着けるんですけど、それまでが憂鬱です。いやまあ、今朝は8時半頃に起きられたので、1日が短くて困った、なんてことはなかったんですけども。

で。今日はもっぱら、アウトプットに時間を割いてました。はい。例の私小説の方を。現状、原稿用紙38枚ってところです。

世間一般の私小説と、僕の今書いてるそれが、恐らく決定的に違うのは、「怨嗟に満ち満ちてない」事でしょうかね? 割とゆったりした気持ちで書いています。広島の友人(読書家)曰く、「そういうのも、まずないな」ということでしたので、差別化が図れたかも? とか、勝手にいいように解釈してます。

んでもって、とりあえず疲れるまで書いて、後はやっぱり、ここ最近のお決まりである、太宰タイム。本日は『美男子と煙草』&『桜桃』を読みました。

『美男子と煙草』は、題名から匂ってくる退廃的 or オシャレなイメージとは裏腹に、「編集者に安酒を飲まされた勢いでホームレスを見に行ったら、(今で言うところの)ストリートチルドレンがタバコを吸っていたので注意して、代わりに、彼らに焼き鳥をおごってやった」というだけで。

さらにオチが、「その少年達と写真を撮って、嫁さんに見せたら、自分の方がホームレスに間違われた」という、「なんぞそれー」的な。

いやまあ、そんな中にも、太宰らしい『キラッとする一文』ってのがさりげなく織り込まれていて、「やっぱずりぃ!」と思うわけですよ。おのれ。

次の『桜桃』。太宰の命日は、ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが『桜桃忌』と呼ばれています。Kindleストアの解説には『特に評価が高い』とあり、こっちも期待値を上げて読んだんですよ。

そした、ら。単に「自分の子ども達の世話でてんてこ舞いの作者が、嫁さんと軽い夫婦ゲンカ(にしてもマイルド)を起こし、原稿も放り出して飲み屋に逃げる話」です。

まずそうに(太宰が)どんどん桜桃(さくらんぼ)を食う下りが評価されてるようですが、僕的には「?」です。そりゃあケンカした後なら、桜桃だろうが何だろうが、食ってもまずいでしょうよ。その桜桃をやけ食いしながら、「俺は弱いんだ」と言葉の裏で必死に言ってる。それだけ。

すンげぇひねくれた言い方をすれば、『破滅型』の面目躍如ですよ。当時の読者って、どういう心境で太宰の著作を読んでたんでしょうね?

とまあ、若干腐しはしましたが、面白さとは別の次元です。僕はやっぱりと言うべきなのか、感性のツボが普通の人とはズレているようで。や、気にしたものでも全ッ! 然ないんですが。

さあ、いよいよもって、寝るべき時間が近づいて参りました。執筆にせよ読書にせよ、調子こいてると、また要らぬ夜更かしをします。明日のコンディションのためにも、今日はもう寝ます。

んじゃまた。

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