あまりに驚くべき出来事に遭遇したので、動揺して童謡を歌うぐらいの勢いです（挨拶）。
と、いうわけで、フジカワです。確かに今でも疲労してますが、ある側面で、それをすっ飛ばすぐらいの、まさに『アメイジング！』と言いたくなるような事案に遭遇したので、緊急的に更新します。ご容赦頂けると嬉しい、秋の夜更け、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて。そのタイトルの話を。だらーっとFacebookのタイムラインを眺めていて、ある、新しいブラウザの広告が、頻繁に表示されるので、ちょっと興味を惹かれて、公式サイトにアクセスの上、物は試しに、ダウンロードして、インストールしてみたんですよ。
そしたら、Chromeベースのブラウザなのに、本家Chromeよりも、さらにはFirefoxよりも、ページの読み込み速度が速い！ バックグラウンドで、マイニングソフトを、CPUとGPUの負荷率90％で走らせているにもかかわらず、一番速い！
んで、僕が『恐ろしい』と感じたのは、他のブラウザでも、履歴を残さない『プライベートウインドウ』を開く機能はありますが、このブラウザ、なんと、Torモードでウィンドウが開けるんです。『Tor』については、こちらのWikipediaの記事をご参照あれ。
これはつまりどういうことかと言うと、いわゆる『闇のインターネット』、以前も触れたと思う、サイバー犯罪者の巣窟と言ってもいい、『ダークウェブ』に、何の追加投資もなしに、簡単にアクセス可能と言うことです。実際、僕が試してみたところ、本当にあっさりと、えげつない程あっさりと、『.onion』ドメインの、ダークウェブ内のサイトが開けました。
次に、このブラウザの、最大の特徴は、ウェブ上のあらゆる広告を、自動でブロックすることです。これ、ブラウジングする分には便利なのですが、僕のように、サイトを運営している側からすれば、あんまり有り難くない機能ですね。なんせ、iframeタグで埋め込んだ、Amazonのアソシエイトバナーも、もれなく全部ブロックするので、見て頂いて、できればクリックして欲しい広告が、まるっと消えるわけです。例外を設定することもできますけど。その割には、ブラウザ側から、広告の通知が、結構来ます。
うん。完全に、上級者向けのブラウザです。ただし、ブラウジングにおいては、速さ＝快適さ＝正義、なので、一応、皆様にも、おすすめしておきます。そのブラウザの名称は、『Brave（ブレイブ）』。日本語の公式ウェブサイトはこちらです。前述の通り、ベースはChromeですので、拡張機能は、Chromeの物が、ほぼ全て、そのまま使えます。あと、インストール直後は、既定の表示言語が英語なので、設定画面の『言語』から、日本語を追加してやる手間が必要です。
一抹の怪しさも、あるにはあるのですが、ちょっと感動するぐらい速いので、しばらくは、これを、デフォルトのブラウザにして、様子を見てみようかと。まだいくつか、検証すべきところも残ってますけど。なお、このエントリを書きながら、ウィルススキャンを走らせていたのですが、このブラウザに、妙なマルウェアが仕組まれているわけではないようです。
いやあ、寝ぼけた頭が、一瞬正気に戻るぐらいの衝撃でした。別に、ダークウェブに率先してアクセスして、お行儀の悪いことをやらかすつもりは全くないにせよ、繰り返すように、速さ＝正義です。もし、何らかの事情で、現状のブラウジング速度に不満を感じている方が、ここをご覧なら、僕みたいに、『物は試し』で、インストールしてみればいいと思いますよ。
んじゃまた。
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