どうも。フジカワです。今日も今日とて(以下略)。皆様いかがお過ごしでしょうか。タイトル通り、朝、パカッと目が開いて、その後の1~2時間は、まだ幾分気分はマシなのですが、その後は、反比例グラフのごとくです。
さて。今日は、比較的に暑さがおとなしくて、あー、秋だなー、と思いますが、日没がどんどん早くなるので、個人的に辛いことには変わりありません。
それとは微塵も関係ないのですが、今週は、13日が金曜日ですね。キリスト教徒の方々には縁起の悪い日ですが、仏教、ないしは神道が多数派である日本人には、全く気にする必要はありませんね。『13日の金曜日』と言えば、往年のホラー映画シリーズが思い浮かびますが、僕はホラー映画がすごく苦手で、今の今まで、一度たりとて観たことがありません。
映画の話を少しすると、かつての僕は、すごくマイナーな映画を、映画館でよく観てました。『よく』とは言え、記憶に残っているのは、『眠る男』と、『ざわざわ下北沢』ぐらいなもんですが、どちらも、際だって『面白かった!』と思える物でなかったことだけは、今でも覚えています。
んで、メジャーな映画もたまには観たのですが、今のこの、ひどい離人症を思った時、連想されるのが、もう相当昔の作品ですが、ジム・キャリー主演の、『トゥルーマン・ショー』を観た時の、一場面。あの映画は、ざっくり言えば、『巨大な箱庭に閉じ込められている、何も知らない主人公の生活そのものを、テレビ番組として放送している会社の話』です。
劇中には、そんな主人公を救おうと、主人公に真実を伝え、番組の中止を求める一派、というのが登場するのですが、その中の一人の女性が、主人公に『真実』を訴えるのですが、それに反対する父親が、「娘は重度の精神疾患でね」と言って、娘を黙らせる一幕があります。
観た時は、(一応、大学では臨床心理学専攻で、そっち系の知識はあったので)『上手い言い訳だなあ』と思ったのですが、自分がいざ、その精神疾患の状態になると、ものっそく他人事じゃないです。
映画の話でもう一つ。どことは言いませんが、ネット上には、超辛口の映画批評サイトがあります。ぶった斬りぶりが半端なく、小耳に挟んだところによると、あそこの管理人さんは、一部の映画館から出禁を食らってるとか何とか。んで、かつてそのサイトを時々見ていて、素朴に思ったのですが、「この人、単に邦画が大嫌いで、極端な洋画びいきなだけなんじゃ?」と。
そりゃまあ、邦画には、「これは、ひどい」と言う作品も、多々あります。あと、邦画と洋画を比べたとき、ハリウッドの方が、資本力では圧倒的に上なんですから、『豪華』な映画が作れるのは、当たり前の話です。それでなくても、邦画の世界というのは、一昔前に比べて、明らかに下火になってきてるわけですし。いやまあ、もちろん、今でも、『意欲的な邦画』というのは、探せばいくらでもあるでしょうけど。
映画に関しては、ほぼ門外漢の僕が言うのも、我ながらどうかと思うのですが、『豪華なフルコース料理』ばっかり食って、それに慣れきって、『地元の、名もなき小料理屋の有り難み』を忘れてるように思えます。あそこのサイトの方は。
万事においてそうですが、『人でも物でも、アラを探して、徹底的にこき下ろす』のは、とても簡単です。また、それを見聞きすることで、多数の人が、(本当は溜まってもいない)溜飲を下げる事が出来るのも事実です。しかし、これは、かの、淀川長治氏の言葉ですが、『どんな映画にも、必ず1つは、チャーミングな点がある』。真理だと思います。
ちなみに、僕は、障害者手帳を持っているので、映画館で優待が受けられます。が、外出恐怖と、離人症のひどさで、映画館へ足を運ぶのは、ほぼ不可能という有様です。どっとはらい。
んじゃまた。
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