【エロネタ注意!】エロビデオにまつわる思い出話など。

エロネタ
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『エンコ』と聞いて、『エンコーディング』を思い出すのは、映像クリエイターか、PCマニア。『縁故(採用)』を思い出すのは就活生。『エンコー』と聞き間違えるのは、心の穢れた大人か、売る側のビッチ(挨拶)。

と、いうわけで、フジカワです。ペンギンやサルでさえ売春する(Wikipedia)んですから、売春婦が、人類史上最古の職業と言われていても、何ら不思議はないと思う今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて。Amazonの配達が、あまりに遅く、往事に比べて、サービス品質の低下を実感せずにはいられないのですが、一応今日中に届いたので、まあそれはさておき。寝室で静養したくても、妙に落ち着かないので、ずーっと、DVDのリッピング作業をやってます。吸い出しが終わったDVDは、その都度、所有の、手回し式シュレッダーで、等割地獄へ送ってるわけですが、それが、地味に快感です。はい。歪んでますけど、何か?

謎なのが、普通に再生できる、特に劣化もしていない、数枚のタイトルが、なぜかリッピングできず、何回リトライしても、同じエラーが出るので、自動生成された、ソフトのエラーログを、サポート宛てに送ったりしてました。ただしまあ、おおむね作業は順調で、予想以上の早いペースで消化できてるので、一応は良しとしておきます。逆に、『Power DVD』で再生できなかったタイトルが、リッピングにだけは成功して、無事に全編鑑賞できようになった、と言うケースもありました。ラッキーです。

しかしながら、『単純作業』というのは、その内容が簡単であればそれだけ、思っていたより疲れるもので。ベルトコンベアの流れ作業で、刺身パックにタンポポを乗せる仕事って、こんな感じかも知れないなあ、と、ちょっと思いました。その、『刺身パックにタンポポを乗せるだけの仕事』というのが、そもそも存在するのかどうかは置いといて。

結局、朝から午後までで、13枚処理し終えて、相当疲労したので、ちょっと寝室で、静養してました。夕食後の今、また作業を再開してるんですけどね。まだ、氷山の一角さえ崩してない数です。

ここからが、タイトルの話で、少し昔話をさせて頂くと、僕が、エロビデオに興味を持ったのは、中学生の頃からです。思春期真っ盛りでしたから、エロいもの全般に、異様を通り越して、滑稽なまでに執着していたのは、いい思い出です。できる限り大人ぶった服装をして、レンタルビデオ屋でエロビデオを借りようとして、カウンターで断られたり。あるいは、家からかなり離れた場所にあったレンタルビデオ屋が、「ほんまはアカンねんで?」と言いつつも、15歳だった僕に、こっそりエロビデオをレンタルさせてくれたり。あの頃は、時代がまだおおらかでした。ちょうど、今から30年前の話です。

んで、正式に18歳になった頃には、いわゆる、修正の入った『表ビデオ』には、すっかり飽きが来ていて、無修正の物、要は『裏ビデオ』を入手する方法を、そりゃあもう血眼になって探し求めました。

当時のエロ本には、広告欄に、多数の(詐欺業者を含む)裏ビデオ通販屋が、広告を出しており、もう手当たり次第に片っ端から、トライしてみました。山ほど騙されはしましたが、結果的に、ようやく信頼のおける業者に巡り会うことが出来て、以降はもう、サルもかくやと言わんばかりに、買い漁りまくりました。ちなみに、値段は、1本1,000円。良心的な業者で、なおかつ、品揃えも半端なかったので、選び放題でした。

ところで、今はどうか知りませんが、昔の古本屋には、エロビデオも売っており、そのほとんどが、『無修正、ないしはそれに近い』と、『思わせる』だけの、実際は、粗悪品もいいところの、詐欺まがいのタイトルでした。『粗編集』だの、『通販限定』だの、特に笑ったのが、当時、ちゃんとした裏ビデオ業者は、関西に拠点を置いていたことが多かったせいか、『大阪直送』なんて文句を、『それっぽいパッケージ』で、しゃあしゃあと並べ立てていました。値段は、だいたい3,000円前後でした。

そのパチモンビデオが、『みつしりと』陳列された棚を、多数のおっさん達が、真剣そのものの眼差しで、必死に吟味していた光景が、今でも忘れられません。その頃の僕はもう、先述の、信頼のおける業者を見つけた後だったので、そんな、全力で釣り針にかかろうとしている、飢えたミドル達を見て、「かわいそうに……」と思ったものです。3倍の値段を払って、実際の中身は、駄作にさえなれない、ゴミを買わされるわけですから、あの時のオッチャン達は、今思っても、本当に可哀想でした。

なぜ僕が、その怪しいセルビデオを『詐欺まがい』だと断じられたか? 答えはシンプルで、実際に僕も、1本だけ買ったことがあるんですよ。それを。んで、家に帰って再生してみたら、画質は超悪いわ、当然モザイクは入ってるわ、おまけに内容もないに等しく、実用度は皆無で、文字通り『金をドブに捨てた』のと同じだったからです。

不思議なのは、あの当時の、哀れなオッチャン達は、気付いてなかったのでしょうか? 裏ビデオを堂々と店頭で売れば、法に触れるわけですから、それなりに規模の大きな古本屋で、無修正のビデオなんて、置ける道理がないと。いやまあ、昔の古本屋は、完全無修正の裏本も、まれに売ってましたけど。それに今でも、東京なら、歌舞伎町あたりとか、大阪なら、新世界あたりとかに、(恐らくまだ)実店舗を構える、裏DVD屋が存在していて、たまにヘマを踏んだ店が、摘発されて、ニュースになったりしますけどさ。

時代は変わって、ネット社会です。『裏DVD』でググれば一発、山ほどの販売サイトが見つかりますし、アメリカにホスティングした、明らかに日本人向けの、無修正動画配信サイトなんてのも、これまた山とあるわけで。そんなご時世なのに、前も言いましたけど、なぜ未だ、わいせつ物に関する法律である、刑法175条が改正されないのか? お上の頭は、終戦直後で止まってるんでしょうね。

ネット自体に苦手意識を持ってるお年寄りも、エロサイトの使い方をダシに教えれば、多分、いかにボケかけていようが、すぐに馴染めると思います。僕は。

予想外に、昔話が長くなってしまいました。このブログをご覧の皆様の、年齢層まではさすがに分からないのですが、デジタルネイティブのヤングメンは、『こんな時代があったんだよ』と、砂粒ほどの知識として、持っていて頂ければ。

んじゃまた。

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