大阪都構想否決について、兵庫県民ですけどちょっと思ったことなど。(雑記)

身辺雑記
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以前、Amazonと提携していたT.M.G.便が、資金着服のカドでAmazonから切られた、という話を書かせて頂きました。が、食品倉庫会社に勤める僕の姉曰く、運送会社によるこの手の事案(持ち逃げ等)は、「よくあること」で、姉自身も5~6件知っているとのことで、軽く驚きました(挨拶)。

と、いうわけで、フジカワです。そのAmazonでの買い物ですが、昨日ポチった分が発送されて、運送業者がまた「Amazon」になっており、今度はどこが引き受けたんだろう? と地味に気になる月曜日、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて。やはり近畿地方の今朝のトップニュースは、いわゆる「大阪都構想」の住民投票が否決だったことでしょう。僕は兵庫県民なので、直接の関係はないんですけれども、思ったことをつらっと。

前提として、僕は賛成派、反対派、双方の言い分はニュースでちょろっと見ただけで、兵庫県民ですから、当然住民説明会にも出席してません。

その上でなんですが、賛成派の主張になーんか欠けてるところがあったんじゃないかなー? と思います。

僕が知っている限りでは、賛成派はとにかく「特別区になりさえすれば、大阪の未来は明るい!」としか言ってなかったようです。あと、「二重行政の解消を!」というのが、主な主張でした。

でもちょっと待った。もし僕が大阪府の政治家で、都構想に賛成の立場だったなら、もうちょっと違ったアプローチを取ると思います。

どういう風に? それは、「現状のデメリット」を、事細かに説明することです。そもそも、(僕の目から見て)日本人は「大幅な変化」を嫌います。しかし、「デメリット、自らの不利益」も同時に嫌います。

耳タコで聞いた「二重行政」にしても、普通の人は「どこがそうなの?」と思ってたんじゃないでしょうか。僕だってよく分かってません。

お役所手続きはもう無意識化されて、(たとえいかに煩雑であれ)「そういうもんだ」で思考が止まってるんだと思います。

ですから、「二重行政」の「細かい具体例」を挙げて、「これを皆さんは不便だと思ったことはありませんか? 特別区に再編されれば、解消されますよ」と問うてみれば、脊髄反射的に嫌ってた有権者も、もしかしたら考えを変えていたかも知れません。

住民サービスの低下への懸念についても、「しません」だけでは、具体性に欠けます。重要なのは「どういう根拠をして、そう言えるのか?」であり、例えば「国からこういう風にお金を引っ張ってきて、こういう風に配分しますから、心配は要りませんよ」と、もそっと噛み砕いて説明してやりゃあ、まだなんぼか分かりやすかったんじゃないでしょうか?

とにかく僕だったら「現在の市政、府政のデメリット」を徹底的に挙げていって、それらを事細かに説明して、言ってしまえば有権者の「嫌悪感」に訴えていく作戦をとります。

しかしながら、もはや終わったことなのでどうしようもないですけども、「特別区に『さえなれば』全ての未来は明るい」という主張だけでは、あまりに短絡的で説明不足です。先述の通り、大抵の普通の人は「面倒くさい大胆な変化」を嫌いますからね。

あんまり僕も大上段に構えて言いたくもないですけど、賛成派は「住民目線」に欠けてたんじゃないかな? と思います。全体を通じてどういう政治力学が働いていたのかは知りませんし、別に興味もないですけど。

まあまあ、所詮外野からの意見です。繰り返しますけど、僕は大阪府民ではないので、都構想そのものについては、ぶっちゃけどっちでもいいわけで。

単に、「人を説得するには?」について、「あくまで僕なりに」思ったことを書いてみました。

んじゃまた。

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