(太宰の)『新樹の言葉』と『駈け込み訴え』を読了。なに? 僕に聖書を読めと?(日記)

日記
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元々スポーツには興味がほぼない上に、政治的なアレのせいもあって、北京オリンピックが思いっきり冷めて見えます(挨拶)。

と、いうわけで、フジカワです。今日はなぜか今三つ以上に調子が悪く、何度「今日はもう、午前中で早退しよう」と思ったか知れないものの、根性をかき集めて燃え尽きた木曜日、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて。まだまだ続くよ太宰の沼。昨日、「お伽草子」を読もうか、と書かせて頂きましたが、気が変わって、『新樹の言葉』と、『駈け込み訴え』の2作を読了しました。

『新樹の言葉』の方は、ざっくり言えば『思いがけない場所(甲府)で出会った乳兄弟に対し、大いに感傷にふけっていたら、その弟と妹の、意外なところでのドライさに打ちのめされた話』でしょうかね? そのドライさが、読者的にも「へえ?」と思うレベルの意外性を持っていたので、面白かったです。

んで、『駈け込み訴え』の方は、20ページという短さもあり、会社の昼休みに読みました。聖書を題材にしており、イスカリオテのユダが、キリストを裏切るまでの心情の揺れを、短いながら細かく書いてます。

流れというか、勢い的には、同作者でいいのなら『きりぎりす』っぽい感じ。別の作者なら、(あくまで雰囲気という面だけで)僕が好きな戯曲でもある、ロナルド・ハーウッドの『ドレッサー』っぽいと思いました(個人の感想です)。

しかし太宰も、『正義と微笑』を読んだ時にも思いましたけど、なにげに聖書からの引用が多いですね。なんですか? 僕に新約聖書を読めと? そこまで時間ないよ!

……Kindle版なら550円ですけど、「総ページ数:880ページ」ってあったら、そりゃカネ以前に二の足踏みません?

帰宅後、今度こそ『お伽草子』を、と思って表紙をスワイプしたら、旧仮名遣いで書かれており、ちょっとひるむなど。

で。自分の原稿の方は、微調整だけで今日はお休み。それぐらい疲れていると思って頂ければ幸いです。まあ半ページほどは書きましたけど。

さあ、明日さえ乗り切れば! 寝るぞー! おー!(何か違う)

んじゃまた。

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