寝るだけ寝て、出すものを出して、そして時間差でやってくるモノ。(懸賞小説の話とか)(日記)

日記
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彼岸の時期だからなのかどうか、亡父が夢に出てきたのはいいとして、なんかエロい話で盛り上がっていたような気がするのは血筋ですか?(挨拶)

と、いうわけで、フジカワです。久しぶりに普通に眠れて、逆に「これでいいのか?」とか思ったりする月曜日、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて。電撃文庫への応募から、一夜明けました。改稿の上での応募に関しては、(ここで詳細を書くのはルール違反ですけど)古い友人から(かなり)手厳しい意見ももらったりしたのですが、僕個人としては「やれることをやった(できないと思った点はあえてそのままにした)」までなので、別に思いっきり後悔してるとかいうことはありません。

ただやっぱり、一種「やった」よりも「やらかしちまった」感が強いのも、また事実。繰り返しますが、後悔してるんじゃないんですよ。ちょっと名状しがたいのですが、すごく極端に言えば「もしかしたら、無駄な努力をしたかも知れない」という思いが。

その理由はやはり、MF文庫からの講評で、「どこかで見た設定」と言われたことにあります。改稿の際、そこも変えられればよかったのですが、以下、「僕の」意見です。

設定や世界観というのは、建築物で言えば「基礎工事」のレベルです。そこから作り直すということは、ゼロから考えないといけないわけで、容易いことではありません。それよりもむしろ、「その基礎があってこそ成り立つ話」です。

言ってしまえば、下手に基礎を改変すると、「作品(作中のエピソード含め)を通して伝えたいこと」というのがぶれてくるわけですよ。そこはまあ「なんとでもなるんじゃ?」と言われりゃそうですし、単に僕の力量不足かも知れません。

とにかく、いかに「どこかで見た設定」と言われようが、土台を崩すわけには行かなかったんですよ。今回僕がやったのは、土台の上にボロボロの木造住宅が建っていたのを壊して、鉄筋コンクリートとまでは言えないかも知れませんが、少なくとも免震構造ぐらいはしっかり組み入れて、「まともっぽい家」に建て替えたようなもんです。

つまりは「書いた僕として譲れない線」というのをキープしたままで、改稿作業をしたわけです。それでもやっぱり「ありふれている」とジャッジされたなら、もはやそこまでです。

まあ、こう言うと元も子もない話ですけど、「やりたいからやった」までです。せっかく芽生えたやる気を放置できなかっただけで。悔やむぐらいなら、ハナからやってません。大変な作業だったわけですし。

やってしまったことにあれこれ言っても仕方ないです。不安を少しでも消すためには、とりあえずでもなんでも、次を書くことのみ。

でもやっぱり歳のせいですかね。東洋の魔女ばりの時間差アタックで疲労感がドカっと来たので、少し休みます。

んじゃまた。

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